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 床に落ちたカンバスの上を電線の影が、行ったり来
たり。君はえんじ色のシートにひざを立てて、窓の景
色に見入っている。昼のさなか、大阪から京都へ向か
う各駅停車だから、人の影はまばら。遠慮 ....
 
 
 文明の熱狂の皮の下で、いつでも戦争がにたりと舌
を出して笑っている。

       *

 たまの休みになると田畠さんは町を散歩するのが常
だ。そうしていつからか彼のお供を ....
石畑由紀子さんの佐倉 潮さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きりん草- 佐倉 潮自由詩610-10-13
戦争- 佐倉 潮自由詩610-10-12

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