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いつからだろう

世界を導きたくて

三歩さがってみたりするようになったのは

世界を巻き込まなくちゃならないから

きのうのテンションに

きょうあわせてきたひとがいる

ど ....
灰色がいとしかった

軒先の粗雑な植物がいとしかった

産業道路はいつも混んでいた

アスファルトの平地にはチャリが湧いている

ラブホテルやコンビニがいとしかった

おまえの家で ....
藤沢周平の小説に殺すなというのがある
中二のとき国語の先生が授業で朗読してくれた
先生はいまの私より十歳下だった

先生の野太くて明るい朗読は
鹿児島なまりの抑揚で歌うようだった
不埒な中 ....
らり?

らりるれろ

らりるれろ
らりるれろ
りんごの少年らりるれろ
がぎぐげご
だぢづでど
凍った田んぼが歌いだす
らりるれろ
らりるれろ
星になったよカエルの轍
がぎぐげごがぎぐげご
らりるれろ ....
きみと

きみと話していると

いろんなことを思い出し

いろんなことを忘れられる

もっと伝えたいことがあって

もっと知りたいことがある

それを友情と呼んでみる

それを
からだや精神のからくりを

勉強したくて

ふたりは抱きあったのかも知れない

女は女のゲイだと言った

俺は男のレズだと言った

からだというのは歳を経てゆくと疲れやすくなるようだ

二十代のころ風 ....
手に入らなかったことは
いつまでも甘美な哀しみでいる
今のじぶんが震えている
手に入ったことなんて
いったいあったのかとも思う

電車に夜がしみている
なかに誰が乗っているのだろう
ア ....
きょう友達の披露宴があった
二十年来の友達だ
数字にすればそんなに経つのだ
東京はあいにくの雨降りだった
みんな大人だからスピーチで触れるひとはいなかった
友人代表でスピーチをしたけれど触れ ....
いつでもよみがえるし

いつでもそこにゆける

天体の運行は

まだ気象みたいに

崩れてないから

五年まえの金曜の夜

冬の星

こんな散らばり方してた


きみ ....
菊池ナントカさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
希望の歌- 吉岡ペペ ...自由詩211-2-27
寝屋川のおんな- 吉岡ペペ ...自由詩610-1-24
殺すな- 吉岡ペペ ...自由詩810-1-23
らり?- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...309-12-31
きみとそれを- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...209-12-31
女のゲイ、男のレズ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...509-12-31
手に入ったこと- 吉岡ペペ ...自由詩1009-12-15
雨の披露宴- 吉岡ペペ ...自由詩309-4-26
冬の星- 吉岡ペペ ...自由詩808-11-21

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