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テンタカクイワケチラシテ/チジョウヲカケテクルヒト(ルビト)
(アヤト)にはソレガダレダカワカッテイタ。ヨウヤクメグリエタブンシンヲ/ソウゾウノソラタカク/オウキュウニテタダヒタスラマッテイタ ....
)春を待つ
小山より寒管(かんすげ)の穂なびく(海に臨めば
突然/寝返りをうつ、竜頭の背骨/割れ
千年と仕えた瘤が、沈む
底浅と跋扈する(海
海は鉛色の羊水に姿を変えた(波
(波は ....
笹を切り ( 橋を渡る
)春過ぎて)風は方舟 )木漏れ日に(うねる瀑布の堰
それは、幾度か荒波を乗り越えてきた稜線
回顧する遠来の砂」
光、深く、奥へ、
奥へと足跡を辿れば
 ....
その日僕は快調で
ポケットに手を突っ込みながら街は爽やかな日和につつまれていた
)余裕がある
こんなときはあてもなく何を買おうかな‥
なんて 思っている
道々に賑わう
そ ....
よわいものよわいもの
つよいものにはわからないよわいもの
つよいもの
かなってみるかなわからないよわいもの
よわいもの しあわせに
おこめがひとつぶ
なみだにながれてありがとう ....


誰もいない
)広い
体育館の入り口
(ずり落ちた蒼い
蒼い )
( 月に
照らされた
)白い小さな
君のお尻 )
)夕暮れの埋め立て地には工場が立ち並び
渋銀色に改装されたフォルム
いつのまにか潮の匂いは消えていた
聞きなれない」庭のブロックが悲鳴に聞こえるのは
蹴り返している少年のボールがあまりに硬 ....
木枯らしには咳を切らすという
映写されない痺れる静脈
温もりきらない家(うち)にも春先の薄情な床頭
)また杉の粉舞い散る 。
穴患う虫
山麓を遠ざけて海に渡れば直(肌を蒸らすのは露の ....
〃鼠さん
鼠さん
(ゴミ袋
憂鬱だなこの季節
白いドレスあげるから
マッチでハートに火をつけて
)森に
山に突撃しておくれ
〃ごそごそ〃
ごそ〃とゴミ袋
ティッシュ一 ....
縫い針はもう何処かに消えた(

麻袋を着込んだ少年も過去のひと

(980円の服を手にした母親から
喜ぶ少女のやさしい眼差しを返されたよ

澄ましてみればおおきな耳をして ....
)?
ことばに鍵をかけて生き埋めにしてやろう
(その上をアスファルトで固めて 」
「駐車場にしてやろう)

‥はてな

凹凸と窪み
まもなくどちらか裏切れば
白い造 ....
真っ暗な闇なんてある筈もない
重しを引きずったまま眠りにつくということ
それは、直線的な光りをも閉じ込めてしまう
と、いうことだろう 。

マルタ島にはマヌエラという男がいて
野良猫 ....
雨がおちていた
//空白に文字化ets
「鉛筆
大学ノート
きりたんぽ 」
ずっと「詩のなかを歩いてきた
」否 「ちがう 詩を引きずったまま
夢のなか」
夕立/
 ....


(香る
話しは途中で腰を折らなければならない
あの川に行き着くとまだ薄い肌着を脱いだばかりだから
忘れてた
寒さに震えて地上を曝け出すなんて
微汗にもならない

匂いは幹 ....
あるとき どこかの竹藪を歩いていた私は 何かの拍子につまづいた 。
すると 隠れていた猫が一匹飛び出してきて
竹藪のなかの一番大きな青竹の中から一冊の本が開いた 。
灯りが点ってい ....
)きみは髪を切ろうと確信する(瞬間 (
〜風は塔の雲に被われ
意識は陽射しから排除された 。
(音楽と額縁のまえで「森のように」キルトして下さい
)と
(木綿を差し出す少女の指先 ....
ほっとした
「有無で
ほっとし」た
老)慕
破裂する
(子宮に
)またみずは
新しく、形成される
((のか (
(因子)の(分
子)は
濾過、され、無値、に
引き ....
象がゆく
↑象がまっすぐに歩けば鹿馬はまっすぐに下がる ↓

その瞬間/
/わたしは目を瞑ってしまった
「「鋭角」に
賽子を投げ棄てた?

象が曲がる
)象が右に曲がれば鹿馬 ....

)そいつは音もなく現れたと思ったら
いつのまにか消えていた

まあるく誰も認識などしない存在

今日もまた
限定数を破るトイレットペーパーを僕は使い込んだ
すると目の前に ....
日曜日の午後だというのに冬の山下公園は閑散としていた
もちろん、どこにでもいるようなカップルの姿は、楕円の芝生に沿って据えられている木製のベンチにチラホラと、見え隠れはしているのだが
 ....
おもたいのぅは、案山子のあしだった
うるさい鴉が見守る案山子は穂に囮
「両手一足」誰でもよしなに
たまらんのぅ、と
雀たち吐き出す、米米(まいまい)

(ああ案山子よ 案山子 ....
(ねぇ、いくときは一緒にいこうね。
ひとつになりたいの…)

その日の夜、
、確か黄色い月)がスペードとハートをいったりきたりした。
仄暗い窓を揺らす冷たい風の音に、外気はしっとりと濡 ....
部屋中のガスを抜きたくてそっと窓を開ける
ぽっかりと、東の夜空に浮かぶクレヨンの月が、 あたたかそうな顔をしてひとり笑ってた 。
(わたしもすっかり旧くなって)新しくなってゆく校舎の土に ....

歯が痛い 〃 いよいよその痛みにも安定度が増してきたようだ。 少しばかりの体調不良とともに二週間おきくらいにはジクジクと確実に現れる様は、インフルエンザウィルスより質が悪い 。
ほっとい ....
かすり傷 胸にしみる
凍える月
あいの奉仕、、巣愚、帰る(ケエル)旅なし
伊太利亜は、未来野(ミラノ)スカラ座の夜空にきらきらと、闇を照らす))
))びぃるとおぞ
ふるさとの声 ....
その日幾度めかの冬がやって来て
バスに乗り遅れたわたしは烈しく吹きつける雪のなか
ケモノのたちのあたたかな匂いを消し去り
純白の告白を求めてひとりさまよい歩くのでありました 。


 ....


Oh sore mi〜yo
koe ga suru
哀しみ の ジルヴァ

願いは すべて いま
この海のなかに

愛しあっ ....

()
目が覚めたなら
))う ふふ って
)笑った
窓にうつる/
/
(((((16分割」
涙は何れ枯れるって
あれはうそです
歳をとればとるほど些細な事柄が胸に凍みてきて
それには
深い傷痕の縫い目を自分に重ね合わせたり
生きものの
生きものたちの還る姿が地 ....
ことし
蒸し風呂には冷たそうな
淡水魚の夏
交じりあう水は予想外でも想定外でもなく
伝う虎落笛
冬は必ずやってくる
/
たくさんの別れがあり
哀しみを思う))される余韻が苛立つ「 ....
殿上 童さんのアラガイsさんおすすめリスト(369)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ルビトとアヤト- アラガイ ...自由詩2*11-3-25
史跡を巡る___‥Ⅰ- アラガイ ...自由詩3*11-3-21
史跡を巡る__‥Ⅱ- アラガイ ...自由詩6*11-3-15
あかい共同募金- アラガイ ...自由詩2*11-3-10
よわいもの- アラガイ ...自由詩111-3-8
誰もいない体育館- アラガイ ...自由詩6*11-3-7
壁」「新開地から- アラガイ ...自由詩7*11-3-7
茫春から- アラガイ ...自由詩2*11-2-28
〃燃える鼠杉- アラガイ ...自由詩3*11-2-28
)がんばるな(- アラガイ ...自由詩2*11-2-26
はてな- アラガイ ...自由詩6*11-2-24
マヌエラの猫たち- アラガイ ...自由詩3*11-2-22
空文字- アラガイ ...自由詩4*11-2-14
揚げ物には金木犀を包む- アラガイ ...自由詩4*11-2-4
新月は竹藪のなかに潜む猫- アラガイ ...自由詩3*11-2-4
亜麻色の午後- アラガイ ...自由詩5*11-1-31
逃げ水- アラガイ ...自由詩4*11-1-29
明朝体- アラガイ ...自由詩3*11-1-28
われわれから切り放た(る)る球体- アラガイ ...自由詩3*11-1-27
課長さんは二度尻をふる- アラガイ ...自由詩1*11-1-27
案山子のうた- アラガイ ...自由詩2*11-1-26
蜜雪- アラガイ ...自由詩3*11-1-25
クレヨンの月- アラガイ ...自由詩4*11-1-22
その耐えられない歯痛- アラガイ ...自由詩2*11-1-19
どぶ板に挟まった、蛙(る)と- アラガイ ...自由詩4*11-1-17
純白- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-1-12
sunahama(Mr_yazawaに_捧ぐ_序)- アラガイ ...自由詩1*11-1-6
雪の朝- アラガイ ...自由詩3*10-12-28
涙イコールせっくす- アラガイ ...自由詩10*10-12-28
汽水域- アラガイ ...自由詩7*10-12-26

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