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伸びた影を認められず
延々と続く変化に溺れる
明転して浮かび上がる
言えなかった言葉
抱えたままの気持ち
伝えられなかった温もり
抱き締めた刹那ですら
捕まえられない君をおもう
....
ネオンライトのブリザード
吹き荒れて色がみんな
逃げちゃって見えるのは
君の体温かき混ぜられた
ミュージック溺れそうだと
掴んだ腕欲しいもの
あるんでしょう見えない
聞こえないって無視し ....
幸せだというくちびるがひび割れていて
わたしの手の甲をなでるあなたの指は痩せて、かたい
アルコールのにおいが立つゆるんだ皮膚
蛇のように絡まる指、その言葉
女になんて産まれて何もいい事 ....
けがれよの ないほど ゆたかな おゆのなか じゆうときえた ねつをめで おう
ひのしたで はだしでちをふむ みみすまし ことりとおちる たましいをきく
一人なら 寂しさなんて 感じない 時々激しい断捨離をする
春に頭痛 夏秋泣いて 冬に殼 外部刺激でたゆたう身
違えた道の先端に立つ カルマの最後を見届けるため
傷だらけの 腕に抱かれ ....
するすると滑る皮下にはとくとくと
詰まる水気の多い蜜の脈
悩むのを止める良くはならない違いなど
生まれた幹が違うのだから
寝た後に晴れる身なら良かったの
開いたまぶたに映る霧
....
人混みでぶつかる肩々目だけが合わない
添え木して 何とか立ってる やじろべえ
蝋燭が削れる音がずっと、ずっと
眠る前バイバイと言う私の子
焦点の端でものを売る本 ....
チクタクと
正確に刻む
カウントダウン
何に向かってるか
ずっと知らない
六感を 全て盲する君との恋
暗闇に浮かび香るクチナシの列
生活を全て書き出し提出する
日が差して暑い手足冷たい中身
旅の友 一本くださいその指を
....
ティールーム 星をひとさじ入れ混ぜて ひとくち 甘い、苦い、甘い
切り口から こぼれ落ちるのはビーズです ぽろぽろころころ 赤赤赤赤
夏が来る 迫る暑さと怖い日々 日に照らして ....
たろんと濃い夜が引かれる
水平線に揺れる海の端
海岸には塩の霧が立ち込め
撹拌されるライトの粒
カモメが飛び立ち
低空飛行で水面をめくる
きれい と、
改めて口に出さないと
慣れて ....
刹那感じた不安を
あなたに伝える事が出来なかった
今襲う静寂の中
感じた恐れを抱き合って紛らわす
私が正しいのかなんて
分かりっこないんだ
あなたが間違ってるのかも
分かりっ ....
歩み進んでも
先は見通せなくて
道は丸まっているのだと知った
ぐるぐると続き
次第にぴったりくっついて
わたしはひとつの幹になる
....
地平線にぼんやり見えるのが隣町
だだっ広い草原の上には
流れの早い雲
鳥が止まり木を探して飛んでいます
一軒だけ建った
大きな屋根の小さな家
花壇には草やら花やらが
ごっちゃにな ....
smell the sea
colour of the ground
which I've fallen
潮の音が君の波長と重なって
だから満ちては引いてたんだね
....
これが嘘だと言って、あなたはどこまで信じてくれるだろう
なぜなら私は
自分が正直者であることに
誇りを持っていて
あなたは私が嘘を付けないのを
私以上に理解してることを知ってい ....
風の強い日だった
乾いた砂混じりの風がざらざら吹いてる
カーテンがバサバサと悶える夕暮れ
とさっと夢から落とされる
冷たく黙り込んだ壁に
CDの歌声は無機質に響き
部屋がオレンジに染ま ....