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まつもといよ
で変換すると、
ちゃんと、
松本伊代で
出るのである。

待つも問いよ
のほうが意味の通じるのに。
待つことも、
あなたへの、
問いかけだったんだよ、
ってね。 ....
けんかをやめなかったのは
きみのためじゃないのさ
行方不明なんて素敵じゃないか
どんな白いお城で暮らしているのさ
いま、きみは

けんかをやめなかったのは
八重歯にくるおしいおもいが
 ....
今年に入ってから、
遊んでも遊んでも、
いい子に当たらない。
(ひとりだけ、お気に入りの子をのぞいて。
でも、もうその子とは遊ばないことにしている。
なぜってわけじゃ、ないけれど・・・。
 ....
田原俊彦君は、
ぼくの友達と同姓同名だった。
スターだった。
ぼくらはテトラポットで、
いちご味のポッキーをくわえて、
世のはかなさについて語り合った。


ぼくの友達は、
とてもで ....
夏が終わって僕等
錆びたバスに入れっぱなしの花火
コンビニでやろうと買ったのに
すれちがったものだってみんな
帰ってくるまでのさようならだって
コカコーラのヨーヨーみたいに、
短い煙草吹か ....
中古の馬車に荷物を積み込んでいたら、
ロビーが集まれというので、
てんでに破れたコートのポケットから、
盗んだ缶詰をふりまきながら、
俺たちは来た道を振り向いた。

もうやめたい、とロビー ....
めったに出勤せず、
出勤してもすぐに完売、
その店の他の女の子より、
1万円も高いのに、
いわゆる大看板。
そのサービスは、
いちど体験した人はみな絶賛の嵐、
ただ、会う事は困難を極め、 ....
六本木一丁目の駅から、
スペイン坂をのぼり、
それから、
桜坂へ向かう歩道橋で、
夜桜のまっただなかに。
ぼくは、
何度目かの、
デートとなる、その37歳の女の人と、
オープンテラ ....
ぼくのような、落語初心者は、
植草甚一さんが、
49歳でモダンジャズに夢中になって、
毎日6時間レコードを聴いて、
毎年100万円レコードを買って、
5年たてば、
すこしはジャズが血肉とな ....
ジョン・デンズモアは口数の多い方ではなかったが、
思い出についてドイツ語で語るとき、
多少語彙の少なさを補うように、
饒舌になりがちな朝があった。


そんなときシナモン入りのアイリッ ....
むかつく

むかつく、なんて、
うつくしくないことばだろう


もし、このむねのせつめいのつかない破綻を、
正確に、
かつ精妙に、
表現できることができるなら、
むかつく、
 ....
24日が給料日なのだけれど、
もし、まったく残業がなければ、
やっと生活できるくらいの、
給料だということは、
もちろん贅沢をいえばきりがないけれど、
だいたい、やっとと言っても、
ほ ....
雨がふっていたので、
街に人がいなかった。
もういなかった。

くもが波のようにうねり、
静かに雨が。
ぼくはあのひとと歩いた。
本屋さんのおもてにも青いビニールシート。
ときどき ....
だって、
被災地のために、
その2万3千円を、
寄付することもできたのに、
デリのつまらない女と遊び、
三連休の真ん中、
昨日は仕事に出かけ、
自転車で出かけ、
明日も仕事に出かけ ....
濁った窓から
冬の垂直な日が部屋の壁まで届く
真空管のなか
あの日のこころの蠢きを泳がす
それはあまりに遠い日なので
曲げた腕の面積では
足りない計算式のように
触れることのできない感情 ....
90分の時間をつくるために奔走し、
モノレールから駆け出したぼくは、
落語会へ行く前にカップラーメンをスープまで飲み込んだ上で、
会いたかった女の子と再会した。
本指名3万円で。


志 ....
12月26日のサンタクロースは、
たった一日で、
こんなにも小さな背中になってしまうのかい、
疲れきって、
足はしもやけでむくれ、
街はツリーや電球の撤去もいまいましそうで、
はや、お正月 ....
一週間前に呼んだ女の子は、
ぼくの風俗史上、おそらく、
最高の、女の子だった。
あの子といつも遊べるのなら、
もう、
他の女の子と遊ぶことはない。


だけど、
人生というものは、ま ....
べつに、
41年間、彼女ができなかったけれど、
孤独なんて感じたことがない。

これも、おそらくは、
逆説で、
じつは、
孤独を感じないようなにんげんだから、
彼女ができなかったの ....
なじみの中華屋さんへ行き
日替わりを頼み
こころを込めて作るので
時間がかかる場合があります
という貼り紙を見つめ
ぼんやり
この世のはかなさについて考える


ふととなりを見ると
 ....
昨日の大失敗を払拭したくて、
(そうしなければ、明日から耐えられない)
鴬谷へ。
自転車でぶらぶら、
ラブホテルを物色してると、
なんだか秋の日のいい匂いがする。
くだもののような匂い。
 ....
殿上 童さんのはだいろさんおすすめリスト(111)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
松本伊代- はだいろ自由詩1+11-4-21
河合奈保子- はだいろ自由詩311-4-20
ほくろだらけの女- はだいろ自由詩211-4-20
田原俊彦- はだいろ自由詩2+11-4-18
夏が終わって僕等- はだいろ自由詩411-4-16
The_Band/The_Stoney_Beggining- はだいろ自由詩211-4-14
都市伝説の女- はだいろ自由詩411-4-14
夜桜- はだいろ自由詩311-4-8
日曜日の女- はだいろ自由詩311-4-4
The_Doors/Autumn_Has_Come- はだいろ自由詩111-4-1
むかつく- はだいろ自由詩211-3-31
104人目の女- はだいろ自由詩2+11-3-26
雨のお散歩- はだいろ自由詩511-3-22
103人目の女- はだいろ自由詩411-3-20
ブリティッシュグリーン- はだいろ自由詩411-1-9
姫はじめの女- はだいろ自由詩311-1-6
12月26日のサンタクロース- はだいろ自由詩310-12-26
頭の悪い女- はだいろ自由詩410-12-21
41億光年の孤独- はだいろ自由詩410-11-24
なじみの中華屋さん- はだいろ自由詩5+10-10-12
秋の日の女- はだいろ自由詩7+10-10-3

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