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千年の恋を織る
記憶の斑
泣いてこんにちは
そして笑い合って
「さようなら」

百年の愛を知る
秒単位の海馬
争い殺し奪ったあとで
守った者たちへ
「ただいま」

ねえ神様
 ....
物語を
知っているだろうか



おしゃべりなオオカミは言う
優しいでも強いでもなく
ボクはいいオオカミになりたい
その口元には
羊の肉片がついている

夕方に起きだして
い ....
なぐなみみつめ
なくあほうどり
あほうとひにくる
にんげんのみこころ

ときやほしや
ははなるばしょへとながれた
なゆたのかなしみ
とはことなる
かなしみのゆれ

とあるひひるさ ....
闇に宿り
蒼に光る
刹那の祈り
願い事は三度
二拝二拍手一拝也

楽しむ為だけの
酒を呑む泣き上戸
誰もいない路地に
壊れた街灯
猫の死骸と
捨てられた塵

余所目に
机上 ....
赤い毛糸のような歴史の先端で
ストローに口をつけて
永い終わりが始まった
息を吹き込んでそっと膨らませたビッグバン
洗濯物が揺れる小さな緑の庭で
生まれては弾けるように消える
幾つものシャ ....
教室の窓から
校庭の隅をぼんやりと眺めている

机の上には
2時間前に閉じた教科書

前方の黒板の文字は粉となり
後方のカーテンは柔らかく揺れている

屋上へ続く扉を
針金で開けよ ....
時間が揺れるのは
重力の影響によるものです

人生が悲しみばかりだと思うのは
幸せがすぐそばにずっとあるからです

身体の外には未来があって
身体の中には過去があります

生まれた事 ....
あおばさんの村上 和さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
千年春- 村上 和自由詩313-4-23
ブリキの森と紙の古城とウルサい湖畔の魔法- 村上 和自由詩313-4-2
花びらの荷づくり- 村上 和自由詩413-3-27
放射性欠損補填- 村上 和自由詩111-4-8
永い終わり- 村上 和自由詩711-3-6
さかあがり- 村上 和自由詩211-3-3
死なない蛸の殺し方- 村上 和自由詩911-3-1

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