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葉を散らし、葉を散らし

刺々しい肌に手を触れる

ほろほろと崩れる外側に

掠れた自分を重ねてみる

空気が凍った森で

ひとり

皮を剥いで、皮を剥いで

痛々しい肌 ....
ぱし

ぺし

ぴちゃ


筆の先にたっぷりと
絵の素をつけて
カンバスに投げつける

あか

あお



だったもの


色を混ぜれば混ぜるほど
0に ....
むしゃくしゃしていた。


ただそれだけだった。


コップをカフェのガラス窓に投げつけたのも、

彼岸花の根本を掘り返したのも、

アリの巣穴にネギ油を流し込んだのも、


 ....
「犯人はこの中にいません」
と小さな声がした。

ウイスキーの匂いがぷんぷん
空瓶がごろごろと転がっている

溜池。

に、うつる
しぶい顔。

と、にがい顔。


「 ....
急に外からブレーキ音が聞こえて
部屋のカーテンを開けると
景色がゆっくり動いて止まった

どうやら
どこかの駅に着いたようだ

部屋の窓が電車の窓と繋がる事は
たまに起きるらしいから
 ....
あおばさんのSeiaさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
樹木のセミヌード- Seia自由詩512-12-6
まぜるな危険- Seia自由詩312-11-29
動機- Seia自由詩212-11-29
事件とウイスキー- Seia自由詩212-11-26
ブレーキ!ブレーキ!- Seia自由詩312-8-27

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