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うぐいす色の鳥のたねを
あたためる
その小さな手は
もう、知っている
ふくらむことの
喜び
ひとしく
うまれることの
尊さ
{引用=
1
むかしむかし
あるところに ....
こういう表現もありかなと思って投稿しました。単純ですが…
例えば100メートル走なら
パンッてなるピストルで
例えばオーケストラの演奏なら
スッと構える指揮者で
例えば私たち人の誕生なら
オギャーッていう泣き声で
たった刹那に起こるそれで
何かがはじまる
見上げたら
金色の夕焼け
綿菓子の溶けかけ
あなた みかけ
せつない 赤い糸引かれ
きゅっとなる胸
分かれ目のきっかけ
迷って進んだら 引っ掛け
罠仕掛け
天使みたいな悪魔にやけ
待つのは ....
やぁやぁ、
きみのかわいい トッティーだよ
おはよう、
じつに いいよるだ
おべんきょ、がんばってる?
やっぱアレだよね
ほらほら、
はなび なんて
やるもんじゃないってはなし
かぎ ....
うちの紫陽花は
空に恋したスカイブルー
緑濃くなる毎日に
徐々に徐々に青ざめていく
雨にけぶる緑に
空が忘れないでと
呟いていくの
雨がつづいて
あきちゃった
藤も観に行けない
菖蒲も観に行けない
な
借金ばかり
お母さん
遠分
そっちには
帰んないから
つまさき立ちで
小鳥を真似て
高い空に知らしめす
両手を広げ
澄んだ少年の瞳で
片足だけ靴履いて
レプラコーンに会いに行こうよ
どこにも続かない道を
どこまでも行こうよ
いってらっしゃい、と
みおくる
いとしいひと
あなたをおもう
そうして
かさをほします
さんがつのゆきは
ひがゆるむまでに
きえてしまう
あかし を おる
しろい ....
風のための門を
行き来する影がみえる
波を越えて続く
その道を
懐かしさではなく
今日の温度で
落日
蜃気楼のよう
だけど蜃気楼じゃない
焼かれるのは
空じゃなく
今日という日の末路
果てるような
限界線
焼かれるのは空
じゃなく
優しいメープルが好きです
いつもこの店に来ると必ずこれを
甘い色をかけて
午後
ガラス越しに柔らかい昼
メープルの反射
私の前にあなた
二人の間にはスコーン
にゃにゃにゃんにゃー(気持ちいいねー)
にゃにゃ、にゃにゃんにゃー(つか、重いって!)
詐称猫は今日も星の名を騙る
彼女はあの有名な
『賭博猫』とも友達だったが
いつも騙されてはひどい目にあっている。
彼女は僕と話すときは
不思議なものを見るような目で
....
現代詩フォーラムの皆様
あけましておめでとうございます。
今年も管理人様はじめ会員の皆様の
御健康と御健筆をお祈り申し上げます。
ついでにアタシのご飯も
グレードアップしますように
お祈りしちゃいます ....
売りつくせないもの
伝えつくせないもの
きっと
あったはずなのに
所在なげな
つくしの群れ
むせるよな
甘い薫りに
蘇る
しまった記憶
輪郭を映す
ほら
ちからをぬいて
ほねなんかなくても
ごらんよ
こんなにうまく
きみはおよげる
小さいお店に立ち寄った
こんにちは。
挨拶もそっと
そんなに
見つめても
上げられる
物がありません
ごめんね
さみしいだけ。
君の夕暮れが。
さみしくありませんように。
ここにいるよ。
ごらん、
イルカが橋を飛び越えて行くよ。
風が雨を含んで
空色は薄墨模様
少し、
あと少しと待っていたら
わたし
咲きそびれたらしい
今から夏を追いかけて
間に合わぬなら
誰に囁くこともなく
この秋雨に
紅を濃くして
きっぱりと ....
線路はふしぎ
どこまでも
行ける気がする
きっと、
行けるんだろう
街の中で
伝説の少女は
鴎と一緒に銅像となって
海を見つめている
その光景は
通り過ぎた夢のようにも見えた
今度同じ夢に会ったら
きちんと名前を付けて
....
やっぱりここは、後方3回転半ひねりだよな‥。
‥ふふっ。村主も美姫ティーも、敵じゃねーぜ。ってカンジ?
アナタは毒
ワタシの中で
ワタシを乱す
独りになると
とまらない震え
秋風は
空の彼方で
昼寝中
雷鳴にさめる
午睡の汗
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