すべてのおすすめ
朝に桜並木を通るたび
垂れ下がる何本かの枝に
無数育つ花芽を観る

今朝に花芽はもう目一杯、
膨らみ茶黄色に揺れながら
花開くその時に備えている

沈黙のうちに生成し
盛り上がる命の ....
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右に掻き混ぜる 
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからない
空間は
次第に重く澱んでいき
だらんと開いた手のひらに
粘りつくように ....
rabbitfighterさんのひだかたけしさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花芽のうた- ひだかた ...自由詩8*23-3-12
白い、宵の口- ひだかた ...自由詩420-11-28

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する