すべてのおすすめ
街は妖しい気配を包んで
機械になってゆきました
段々球体に近づいていって
機械は原口陥入しながら球体内部へ取り込まれていくのがわかります
そうして溝が塞がって
球体が完成する!!
まさにそ ....
はまぐりが周りへ近づくのを止めようと
頑張ってしまったのかい
代わりに
熊みたいな牛の
黒い鼻先だけが囲むよ
見えなくても 嫌でも
こっちへ
幸福よりも興奮を選ぶ世代―、路上に転がる
ポリタンクから危険な液体が流れるように。
洋服屋の娘は、ハンドバックが見つからない!と
二階の窓からその他一切を放り投げている。
落ちてくる花瓶や本 ....
うだるような暑さ
浮かぶ汗は彼の人を飾るオパール
薄いガーゼのシャツ
肢体を包んでいる
あまい匂い
バニラアイスみたいな
舐めたくなるような
誰にでもこんなことするの
と
わたし ....
肉屋さんで少しの肉を買った。
黄色に塗られた自転車が
すれすれで通り過ぎていく。
母親の腕から赤ん坊が
指をくわえて笑いかけてくる。
小学生が
細い足を絡ませあって遊んでいる。
恋をした ....
旧交をあたため
僕らおどりだす
ねて たって たって
くだらんワインで
酩酊して
うまいだろう
僕らリズムとる
オンとオフ
でたらめに
過去と未来が明滅して
チカチカと今をてらして
土くれの上で
ブクブクと肺をうごかして
息を吸う
息を吐く
それから
しらじらとした空気の中で小さくワルツをする
手はこう、角度はこう、小さく、チラチラと、
....
あなたはすごい雨だろう。茜空さえも私は嘆いた。こんな理解の仕方で、でも私は一人だ。あなたは降ってくる。キラキラしたものも濡らす。今日のあなたは晴れた空に酷く不恰好だ。私は動物の目からすれば雨ざらしなの ....
?.
{引用=
「俺は白だ!」空が泣いていた。空は自分のことを白色だと信じて疑
わなかったのだ。「違うよ、君は青色なんだ」「嘘ばっかり!」どう
しても聞いてくれない空に、僕は鏡を持ち出した ....
踏切のあの 落ちてくる棒みたいな奴が 包丁に見える とぎゃあぎゃあわめいている市民がいたので 実際 包丁を持って奴の部屋に上がってやったら 「ああ 踏切が じぶんの部屋にやってきた!」 とか言う しょ ....
パパが死んだ
太陽がすごくまぶしくて
私は赤い靴がほしかった
ママはセックスをしていた
ねえ、おじいちゃん
あなたの人生はどんなだった?
どんなキスをしたの?
....
でも、ミスドでたこ焼きは食べません
命かけて便所掃除はだめですか
所詮人事なのです 悲しんでる人はいっぱいいるけど
クローン人間てどんな気持ちなんだろう
ここは星が少ないし
....
子供の頃のいたずらの跡がまだ 障子に残っているから ぼくは床に伏したままでも透視することが出来る 空は曇っていて 北と南で濃淡が違う あの人は傘を持っている カラスは濡れても構わない あるいは飛び立っ ....
冷蔵庫には蟹がある
九本足の蟹がある
あたしは今夜見ないふり
首の赤味を押さえます
もしか
あなたが欲しいのが
甲羅の色のランプなら
あたしは ....
夜の憂楽町線は
疲れたメガネの顔でいっぱいで
うんざりしていたら
隣に座っていた女の人が無言で泣いていた
女の人は下を向いていて
しゃにむに手で前髪をすいている
耳をすますとポツ ポツ ....
感情の吐露です
それは美味いのですか
脂がのってるのですか
私は場違いではありませんか
大将、
はちまき ずれていますよ
ずれているのは何だっけ
そ ....
よるはわたしをまたず迫ってくる
気がつくとあたりはくらく
わたしは電気をつけずにふとんにくるまる
ひるとよるの境目が
きいきいと鳴くおとでめをあけると
よるが目の前に立っている
わたし ....
一
あなた
あなたから
あなただから
あたたかだから
あなたあたたかだから
あなたあたたかなからだだから
あたたかなあなたはだかだから
あたたかなあなたはばかだから
あかさかはあさだ ....
あきれたことに
男の料理のうるさいこだわり
重症であるとみた
牛の脛肉やすじ肉を
すりおろした梨で煮込むビーフシチュウ
たった2時間で出来るのだと
得意げな彼
不吉なオレンジ色の月が ....
わたしは、男のおかあさんと暮らしている
男のおかあさんは、働いているので忙しい
男のおかあさんは忙しいので、わたしは留守番をする
わたしは遅くまでひとりで遊んでいるので、いつも眠い
男のお ....
わたしのせなかというものを
つくっていただけるのであれば
どうか車輪の跡を忘れずに
しあがりのまえに
たっぷりと日干ししたものに
あなたというものを
ペダルにのせて
し ....
男の料理は色々うるさい
彼の作るカレーは実に凝っているらしく
野菜だの果物だのがどっさりと入っていて
長時間煮込むのだそうだ
それはさぞかし美味いだろう
しかしうるさい
特にすりおろし ....
k o u j i * i k e n a g aさんの自由詩おすすめリスト
(22)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
子どもの機械
-
今唯ケン ...
自由詩
8*
06-3-21
1.マーク・ラファロ
-
合耕
自由詩
4*
06-3-16
アーケード
-
プテラノ ...
自由詩
3*
05-10-11
硝煙
-
とうどう ...
自由詩
21*
05-8-12
木の芽どきの手紙
-
待針夢子
自由詩
5
05-7-15
三人のために
-
太郎冠者
自由詩
2*
05-2-14
大森林
-
嘉村奈緒
自由詩
12*
04-12-29
ハレアメ
-
ピッピ
自由詩
5
04-10-11
douze
-
ピッピ
自由詩
11*
04-10-9
踏切
-
黒川排除 ...
自由詩
4
04-8-29
変形したママ
-
初代ドリ ...
自由詩
5*
04-8-22
日々の生活
-
初代ドリ ...
自由詩
9*
04-8-19
雷
-
黒川排除 ...
自由詩
5
04-7-28
蟹を食べる
-
フユナ
自由詩
18*
04-6-15
憂楽町線
-
練馬区民
自由詩
10
03-11-25
寿司屋にて
-
嘉村奈緒
自由詩
60
03-11-18
いちにちの境に
-
竹節一二 ...
自由詩
8
03-11-16
母音調和
-
岡村明子
自由詩
9
03-11-16
梨_(二)
-
Six
自由詩
4
03-11-16
男のおかあさん
-
サダアイ ...
自由詩
13
03-11-15
おもいあと
-
Monk
自由詩
8
03-11-13
梨
-
Six
自由詩
8
03-10-15