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ましろい部屋の空間で
宙に浮いたペンが
血と涙の混じった文字をノートに綴る
開いた窓を仰いだ神保町の曇り空から
誰かの涙がひとつ、落ちて来た。
夕暮れ
母校の校庭の隅に立つ
{ルビ巨=おお}きい{ルビ欅=けやき}に額を押しつけ
涙を絞って泣いていた
この木のまわりに穴を掘り
子供だった僕等の宝を入れた
卒業前のあの ....
〜第3部〜
ここで僕が朗読させていただきました。
昨夜は僕の職場の老人ホームでボランティアをしている
親子さんが来ていたので、老人ホームネタの
....
おはようございます。
毎度おなじみ、新宿の個室です。
昨日のテーマ「無人島に持っていく詩」は、
やってよかったと思いました。
皆さん ....
よく晴れた日
玄関を開くと
小さい{ルビ向日葵=ひまわり}の植木鉢が
倒れていた
恋に傷つき震える
君のようで
ぼくは{ルビ屈=かが}んで
倒れた鉢を両手で立てた
....
ぼくの頭の修理を頼んだ
大工のたけさんが通った
「 ぼくの頭はやかんなので
やっぱり治さないでだいじょうぶ 」
「 あぁそう ならば
ちょっと不思議な部品を ....
ざざあ
ながしに水をすてる
空っぽの
やかんの中身をみていると
わたしの頭のようだった
風船の顔をした
君の彼氏が
口先ばかりの愛を囁くので
「 死にたくなった 」と
君は深夜のメールをぼくに送る
驚いて、瞳もぱっちり覚めたので
深夜の散歩で月を仰いで
川 ....
谷川俊太郎様
今僕は、ショパンを聞きながら手元にある詩集を開き、「ネロ」
という詩を再び読もうとしています。もし、人の心からいつまでも
消えることの無い詩があるならば、今から五十年以 ....
今僕は、ロッテリア上大岡店の地下1階にいる。まだ開店して間
もない朝のせいか、店内には地味な女性と、テーブルに立てかけた
桃色の傘が1本。椅子に座るやいなや、早速手にした携帯電話を開
いて小さ ....
おるふぇさんの服部 剛さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Gallery_112番_
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服部 剛
自由詩
6*
08-5-26
夜の校庭_
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服部 剛
自由詩
11*
07-6-15
「笑と涙のぽえとりー劇場」レポート(後編)_〜5月〜
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服部 剛
散文(批評 ...
4*
07-6-9
「笑と涙のぽえとりー劇場」レポート(前編)_〜5月〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
3*
07-6-9
白蝶_
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服部 剛
自由詩
13*
07-6-5
やかん_〜2〜_
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服部 剛
自由詩
7
07-6-4
やかん_〜1〜_
-
服部 剛
自由詩
5
07-6-4
不思議な交際_
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服部 剛
自由詩
14*
07-6-4
谷川俊太郎氏への手紙_〜名詩を読む①〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
6+*
07-5-13
日常の革命
-
服部 剛
散文(批評 ...
4
07-5-8
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