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階段は夜よりも昼のほうが暗かった、上下左
右に伸びた立体駐車場が、がりがりと音を立
て始めている、埃のかたちをした日差しは鉄
柵で刻まれて、誰もが忍者かシマウマのよう
なシルエットになっていた ....
汗をかかない速度であるいている
交通標識には
知らない地名が並ぶ
一方通行なのは車両だけだということだけ
当然知っているとばかりに

迷うためにあるいている
個人商店が
灯りを落としは ....
小川 葉さんの月見里司さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
十二月の階段- 月見里司自由詩508-3-17
神隠し- 月見里司自由詩307-8-4

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