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纏わりつく感触の群れに足を止め
アスファルトに革靴を叩きつける
ごぼごぼ夜が沸きたつ

燃え尽きる花火の匂いに
車が一台、点滅する信号
止まり、あるいは駆けて
生まれる空行と

なつ ....
猛禽がゆく
絞めつけるように羽ばたいて
海を捨て
空を切り分けた
陸に住めなかった
みずからのつばさこそが病

うしなった爪で
満ちるうつろを掴み
嗚、と
ひとこえを残して
猛禽 ....
零椅さんの月見里司さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
熱砂- 月見里司自由詩507-7-29
自戒の鳥- 月見里司自由詩707-7-28

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