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足元で油蝉が腹を見せて静かに死んでいる
目からの距離が遠くやけに小さく見える乾いた亡骸
その隣に腕時計を外して寝転び
同じように静かに死んでみたいと思う
誰がが通報した真夏のサイレン
十数分 ....
真夏の太陽の下を幾組かの親が子の手を引いてゆっくりと歩く
子は親の腹あたりに額づきながら物悲しそうにゆっくり歩く
親や引率者、関係者たちは微笑をたたえている
葬列のようにゆっくりゆっくり進むがそ ....
たもつさんの降墨睨白島/腰国改修さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蝉
-
降墨睨白 ...
自由詩
12*
25-8-2
徘徊
-
降墨睨白 ...
自由詩
5*
25-8-2
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