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{引用=「序」
万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて
くるくるまわして のぞきこむ
金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて
あまりの甘さに 歯を痛めて ....
{引用=さらり ふぅ さらり
水の音
ふぅ さらり}
川岸で
あかい手を あらってた
空には月が揺れ
あたしは 朧月夜、を 口ずさむ
川岸で流れた ....
彼の乗った船が エーゲ海で消えた
滅多にあることでも ない
彼の乗った船が エーゲ海で消えた
遠州浜の海岸線は 遠い砂浜
波に運ばれる 白い砂と 生き物 ....
春の雨になりたい
あたし 春の雨になりたい
あなたはすぐに 春の砂にまとわれて
その嵐の中に {ルビ荒=すさ}ぼうと揺する
小さなオルゴールの中に
こころ を 忘れてきた ....
あおしんじゅの森は
樹海の森だったし
あたしはその結晶を とても美しいと思った
粒の小さい 白い涙のようなそれは
体に悪いと知っても
飲み込み続けるよりなかった
ゆるい雪のよう ....
鬼ツバメを頭に乗せた女が
口をつける勢いで話をする
ゲイのオトコの、Tシャツに透ける乳首だとか、
まぁそういった話で
あたしはその塗りたくった唇から
目を離さないで居る
と ....
蔦谷たつやさんのもも うさぎさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ある雨の日より
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もも う ...
自由詩
48*
07-6-17
川岸
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もも う ...
自由詩
23*
07-4-22
彼の乗った船が_エーゲ海で消えた
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もも う ...
自由詩
32*
07-4-6
春の雨
-
もも う ...
自由詩
27*
07-4-4
あおしんじゅ
-
もも う ...
自由詩
31*
07-2-13
パリ
-
もも う ...
自由詩
21*
06-10-28
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