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扇風機がこわいという。

そのうち夜な夜な
耳元でしつこく「回りながら旋回」したあげく、
冷蔵庫を開けて、
冷えた発泡酒と枝豆で晩酌するという。

しかも冷蔵庫は、
扇風機に少し気があ ....
うまれたばかりの太陽が
すっかり欠伸して
ベッドによこになる夜

太陽の子は
テレビ電話で
その様を
写し出して。遠くに。

一月
厳冬の夜を貫き
煌めく
太陽の
完成されな ....
散歩をした

車椅子に君を乗せて

君は
新しい家を見に行く約束を
楽しみに待っていたけど

疲れ切った君を
ぼくは
新しい家まで
連れては行けなかった

散歩をした

 ....
ぼくの隣でいつも輝いていた。
太陽はいつだって笑っていた。
雨の日も風の日も雪の日だって。
ガス管をくわえたあの日だって。
太陽は白く笑っていた。

太陽はいつだって輝いていた。
ぽかぽ ....
どこかに風がふいている

耳を澄まして
あなたは言った。
ほら、あの渓谷の流れに
風がほほえんでいる。

私たちの幸せは
どこかに眠っている

登り道ばかりつづくとき
あなたは言 ....
とおくながれゆく
やすらぎの衣は
たしかに
あの日
おれたちが纏っていた日常

じゃれあいながら
風に泳ぐ魚たちは
たしかに
あの日の
おれたちの心

べた凪の
深い
もっ ....
乱太郎さんの草野大悟さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君よ。- 草野大悟自由詩2*11-8-17
太陽の子- 草野大悟自由詩2*09-1-15
ダ・・・い・・ジョ・・・・・・う・ブな散歩- 草野大悟自由詩408-5-8
新月の家- 草野大悟自由詩408-2-10
どこかに・・・・- 草野大悟自由詩507-12-22
たとえば太陽が- 草野大悟自由詩8*07-5-3

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