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へらへら顔に
爆発頭
だけど心はセンチメンタル

僕に触れたら
誰もが懐かしさに浸って
死んじゃうから
離れててほしい

昔のアルバムを
朝焼けに
溶かしてしまいたい

十六 ....
あの時と変わらない
今日の空に
ラムネ瓶をかざしてみたら
緑色にぼやけた小さな粒を見つけた
 
 

 
 
暑くて眠れない夜に
夜中電話をした窓越しで
僕ら同じ星を見てるんだ ....
年を重ねる度
少し背伸びをした
大人になったね
そんなふうに思われたかった
 
3年前にとまった身長と
手のひらサイズの心
変わらない自分に苛立ちと不安
 
変化という義務感に圧迫さ ....
秋に生まれたから
桜が好きだから


好きな合唱曲が
こんなタイトルだったから


優しい香りの
この花が好きだから


私たちを作り出した
宙が好きだったから


花 ....
ひとが
しをかいている
ひとは
しをかくのがすき
かいていると
こころが
きれいになる
きぶん
しをかくひとのことを
しじん
というらしい
ちなみに
しにん
とよぶと
 ....
砂原を歩いていると、人間の手が蠢いていたので、掘り出した
父だった
父はこんなところに埋まっていたのだ
途中から誰かがわかったので、指先でなでるように、焦って掘り出した
息をし ....
君が僕に別れを告げてから
君ソックリのロボットを作ったんだ

君と違って言うことを利くし
我が儘も言わない

だけどね 君ソックリの声が痛いよ
だけどね 君ソックリの笑顔が痛いよ

 ....
単調な毎日に
少しのグラニュー糖をプラス
 
教室の窓側の席
右斜め前の彼を
好きだとする
 
なぜ彼かというと
切れ長の目が
綺麗だと思ったから
 
この恋には
充分すぎる理 ....
おばあちゃんは畑を耕します。
ニンジンを採ってきては僕に見せます。
目にいいから食べてみなさい、と
マンガ三国志を読んでいる僕に言います。

おばあちゃんは畑を耕します。
ジャガイモを採っ ....
ウォーリーを探せ、と言われて
ウォーリーを探しに行ったまま帰ってこない
そんな少女の話を以前しました
かどうかは定かではありませんが
電話帳に海という字を見つけては
泣きながら印をつけて ....
晴れた日に
ひばりの鳴き声を聞きながら
地雷を踏んで遊ぶ
僕らはまだ
子供のまま
誰が一番遠くまで脚を飛ばせるか
競い合って
ひばりの鳴き声を聞きながら
でも、もうちゃんは間違えて
 ....
プラットフォームのうえで
学生が夕焼けにさよならしてる
桜色の空の真ん中では
ぐるぐるトンビが廻ってる


ぼくは君がくれた
読みかけの詩集を閉じて
琵琶湖と比 ....
夜が更けるころ動物園の園長は
動物たちに泳ぎ方を教えます
本当は水族館の園長になるのが
動物園の園長の夢でした
一番泳ぎが得意なのはゴリラで
それ以外は身体の大きさに関係なく
だいたい普通 ....
子供達は
頭の大きさほどのばくだんを抱え
海辺にたどりつくと
次々とそれを投げ込んだ

ことごとく不発のそれは
波に飲まれ
海はあざ笑った

次はよく破裂するものを持っておいで

 ....
1

そのときぼくは、病室の硝子窓に額を強く押しつけていた。
室内はとても清潔だった。舌を噛み、顰め面を浮かべたぼくは、
見知らぬ突然の抱擁のように、背後の扉をノックする、
<ラストシーン> ....
夕暮れの近づく音がするので
ポッキーを食べながらベランダに出てみたら
銀色の機体に夕日を反射させながら
巨大な鯉みたいな旅客機が
山の向こうにふわふわと飛んでいくのが見えた


あの山の ....
一昔前
瞳に光を宿す僕
ドーナツの穴に飛び込む
そこで見たものは

それから
カレンダーを2回変えた頃
君に逢う
全てが君のために流れているのかと
そう思った

ドーナツの穴は
 ....
海も山も陽も街も
自分も俺も全部嫌いな勝手な女が言ってたんだ
「あの橋は河を渡る為にあるんじゃない。
 あの橋は河で溺れる為にあるのよ。」
最初は何を言ってるのかてんでわからなかったけど
最 ....
例えば
用を足していて
済み
尻を拭おうとして
トイレットペーパーを

力任せに引っ張ると
安っぽい
「トイレットペーパーを支えてるやつ」は
その安っぽさをいかんなく発揮して
芯の ....
夜、一人じっと手を見る


節くれ立った指の隙間

すくい上げた水は

口元まで届く前に

いつも零れ落ちてゆく

ひりつく喉を潤さず

落ちてゆく水のきらめきを ....
空は呟いた
「恋がしたい」

海は泣いていた
「辛いんだ」

私は泣けなかった
(笑顔を見せ続けている)

空と海は交わる
愛し合う
私たちなんか気にしないで
(見せびらかすよ ....
猫来るな
猫来るな
猫こっち来るな

ああ嫌だ
こいつはこうやって
私の側にさえ来れば
その美しい漆黒の毛並みを
私が撫でないわけにはいかない事を
知っているんだ


どんなに ....
融解温度を
とうに超えて

まだ
爽やかな香りを
装ったまま

2人
抱き合ってる


例えるなら
ベッドは鍋

2人を一つにする

ある一つの
装置


言葉 ....
君がみんなを惑わす
太陽ならば

僕はみんなに
日が当たらないように

雲になろうと思う

独り占め

させて
取引先と切れた
親友が転勤で遠くに行った
母が再入院した
そして今、
花見をした帰り

前を歩くわが妻
うまくいけば
子ができて
うまくいけば
その子は老いた妻を
今の私と母のよ ....
「あれ?黒髪に戻したんだ?」
「うん、就活が忙しいからね…」
オシャレに余念の無かったあいつも
忙しさのあまり我を忘れている

「あれ?ピアス塞いだんだ?」
「うん、そろそろ卒業 ....
亀さんは一生懸命歩きます
絡まった糸はずっとそのままにされて
昨日のことを今日の日記に書きます

少しばかり自分をループさせた後
真実を掴もうと足掻きます

貶された言葉たちへの慰めの言 ....
ちくり
と痛む
その光景を
僕の二つの眼球は
とらえて
脳へと
送信した後
心という
厄介なものにまで
伝えてしまった
ものだから
また
ちくり
と痛んだ
そのとき
閉じ ....
テレビ画面の中で生きる
僕の職業は魔法使いだった
今年でLvは17
HPもMPも少なくて
弱いからすぐに死ぬ
復活する為に教会を探すけど
何処にあるのかわからない

リセットボタン
 ....
膝小僧よ
なんだか久しぶりだね
そんなにきれいな顔をして
おまえもすっかり
年をとったか

崖の上や
崖の下や
いたるところ
赤い実をさがして
赤い血を流した

傷をなぞる ....
ネハン・フランクさんの自由詩おすすめリスト(125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆうさく- ゆうさく自由詩7*07-7-2
ラムネ瓶- 倉持 雛自由詩1507-6-17
18歳- 倉持 雛自由詩1507-6-5
由来- 秋桜自由詩5*07-5-30
くんれん(し)- たもつ自由詩1207-4-22
砂原に- リーフレ ...自由詩38*07-4-21
Only_One- 北大路京 ...自由詩25*07-4-19
擬恋法- 倉持 雛自由詩507-4-17
おばあちゃんと劉備- ブルース ...自由詩7*07-4-13
ウォーリーを探しに- たもつ自由詩1407-4-12
ひばり- たもつ自由詩1607-4-9
湖西線- はらだま ...自由詩20*07-4-8
童話(朝焼け)- たもつ自由詩1107-4-8
ばくだん- ふるる自由詩20*07-4-8
ラストシーン- んなこた ...自由詩407-4-6
カスミちゃん- 大覚アキ ...自由詩507-4-5
夢と僕、時と君- 美月朱恋自由詩207-4-5
セヴンブリツヂ- 虹村 凌自由詩3*07-4-5
濡れたトイレットペーパー- チグトセ自由詩11*07-4-4
「掌に残るもの」- 広川 孝 ...自由詩407-4-4
水平線- 美月朱恋自由詩7*07-4-4
震える_- tibet自由詩7*07-4-4
sweets(まぁまれぇど)- 山中 烏 ...自由詩307-4-4
口説き- えいぼる自由詩207-4-3
バス停から玄関まで- 七味とう ...自由詩14*07-4-1
茶髪- 1486 106自由詩9*07-3-27
無題- RIKU自由詩4*07-3-26
逆さ睫- 倉持 雛自由詩807-3-24
魔法使いになりたかった- リヅ自由詩8*07-3-23
膝小僧(ひざこぞう)- yo-yo自由詩8*07-3-23

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