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きょうは333日めだよ
わたしはあたまおかしいから
ぞろ目の数字 だいすきなんだ
いいんだ
公開自慰行為だろうが なんだろうが
そんなところは とっくに超えたんだから
....
自殺した 友の魂が
あちらこちらで まだ 蠢いている
その
死
を
喰ってでも 生きていかねばならぬ
この
修羅
で
青天が
両手を広げたまま
立ちすくんでいる
どうし ....
人が死ぬときにする 小さな音を
まねしながら このうたを うたえ
生き死にのリズムで このうたを
「きみは いきろ ぜったいにいきろ
まっくら闇
煌々とひかるのがきみのひとみだけ ....
空はぎすぎすしない 空はくよくよしない
ただ果てしなく続く
空は立ち止まらない ただひたすらに流れる また流れる
気づくと
空の中には何もない 空の中には誰もいない
それでも
空があり ....
人の道は
けしてますぐではなく
それでもえんえんと続き
忘れた頃に
ふと千切れたまま
二度とはじまらないだろう
だが
人と人との道は連なり
たまに交じる
そのときに呼吸の音が
深く ....
世界は みずでできていると
きみは言ったけれど
肝心のきみも やっぱり みずでできていたのは
きみが死んで 五日経って ようやく思いだした
(そのとき みずが流れた)
深夜 人は大 ....
わたしは
わたしは わたしの魂を石にします
わたしは
わたしの 魂の石を
ひとつ ひとつ せっせと そらに詰め
いまや そらは 綺麗な オオルグレイです
その全てが ....
真夜中まえ
住宅街のかぼそいバス通り
わたしは神様に会いました
道路の脇の闇
じっと佇む場違いな老夫婦
わたしは神様だと気づきました
何気ない服装 何気ないしぐさ
何をするともな ....
もし世界が 黙るのならば
わたしは うたおうとおもう
そのくらいしなければ わたしは
この世界では 生きていけない
もし目を瞑っているのに 気づいたならば
できるなら 目を開けたほうがい ....