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ひとは
好きと気づいたとき
不思議にも
何の抵抗も感じない

ひとは
嫌いと気づくとき
残酷にも
何の躊躇いも感じない


己が血潮に身を委ね
驚くほど素直に
それを享受する ....
ものがたりが美しすぎて



まっすぐに見つめていたら

わたしにはそれ以外
見えるものがなくなってしまった





そんなときに
ふと後ろをふりかえる
できごとがおこ ....
夜の海ほど怖いものはない

宵闇の奥のさらにその奥から
打ち寄せる波の音色は
私の心を光の届かぬ深海にまで
攫ってしまいそうで


ひとつの物語が今日
終わってしまった

私の支 ....
最近の自分を何かに例えるのならば
不治の病にかかりサナトリウムに隔離されて
静かに死を待つ老人

もはや考えることをやめてしまった頭は
それでも悩ましいことには敏感なようで
そのたびに偏頭 ....
雨が好き
世界が濡れて
恍惚の芳香が包む
夕と夜の間に

草花と土が
なめらかな生命を与えられ
喜びの香が
艶やかに立ち昇る

火照る身体を
委ねたアスファルトの上
はしゃぎ疲 ....
りょうさんの相良ゆうさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛ゆえに永久に- 相良ゆう自由詩2*10-1-16
かげがとても美しいので- 相良ゆう自由詩409-12-22
いわない①- 相良ゆう自由詩509-9-16
緑色の粒はパセリ- 相良ゆう自由詩109-1-22
雨が好き- 相良ゆう自由詩6*08-6-5

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