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電線にとまるカラス
黒い数珠のように
とおくで丸く連なる

夕暮れの黒に
まぎれようともせず
ひとりがすきなくせに群れている

だれかが羽ばたけば
みんなとんでゆく
その連なる黒い ....
幸せになりたい
くやしいときそうおもう

幸せの定義なんて
知ってて知らない

言葉にならできるとはおもうけど
私のそのときの幸せってきっと
言葉になれるものじゃあないんだ

言葉 ....
夢みるために生きている
ひとは

かないそうもないといいながら
かなえたくてたまらない

うたうためにうまれたひとと
きくことにすぐれたひとは
空間をうまくシェアできる
かげをつれた ....
みな
人の後ろを歩いている
いい人の
悪い人の
普通の人の

空から見たら
変わらない人となって

見られたい
ようには見られず

ひと固まりの雲が浮かんでる
まるで人の群れ ....
みえてるオモテの
裏はオモテ?
裏の裏の裏は…

考えたってわからないことを
ぐるぐるまわって朝がくる

ただしい を基準に並んだら
きっと私もはじかれる

あなたの大事に私がいな ....
言葉の意味を知らないこどもは
オウム返しに使うという

切ない気持ちになったとき
切ない切ないと言い続ければ
あなたは手を添えてくれるだろうか

急ぎ足の大通り
向かう先はどこなのだろ ....
言葉には温度があって
軽々しかったり 重々しかったり
しらじらしかったりするという

かき言葉に
それだけの意味を私が込めたとして
どの線からもそれは滲んではこない

私の指から離れた ....
嫌いなことだけはっきり言える
なのにすきがわからない
私のすきはどこですか

朝日が当たっているところ
ほのかな温もり 愛ですか
ききたい君がいないので
私は空をあおぎます

夕日が ....
あたたかい言葉がいいだろか
優しい言葉がいいだろか
夕暮れ時の帰り道
欲しい言葉を考える

雨 雨ふれふれ
ふったとて
帰る距離にはかわりない

なのに人は傘さすせいで
みえない壁 ....
生田 稔さんの朧月さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜のカラス- 朧月自由詩416-1-19
11本目の指- 朧月自由詩413-6-12
いい夜の空- 朧月自由詩1712-8-28
雲の行列- 朧月自由詩512-7-9
変わらない光り- 朧月自由詩211-11-26
夢街行き- 朧月自由詩411-10-22
もじの魚たち- 朧月自由詩611-5-14
夜ぎらい- 朧月自由詩311-1-12
雨の帰り道- 朧月自由詩4*10-3-26

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