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午後のゆるやかな
時間の流れる公園で
片隅のベンチにもたれつつ
ふと洩らしたため息が
小さな小さな船になり
砂場を蒼い海として
航海に出る

僕の小さな小さな船は
とても壊れやすくで ....
少年は手にもっている一つの林檎を空に向かって投げる
するとそれは翼を拡げる鳥になった

少年は青い空が好きだった
空の中は永遠に汚れぬ世界であると信じていた

少年はどこまでも途切れぬ煙突 ....
優飛さんの村木正成さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午後の公園- 村木正成自由詩11*07-4-28
- 村木正成自由詩12*07-4-26

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