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誰を呼ぶ
ベルベットの夜に
闇に浮かぶ
蒼い影
疲れ果てた身体に
染み入る
日毎大きくなる
その清浄な 音色
窓枠に立ち
両腕を平行に
潮の香りと風を抱く
私の腕 ....
{引用=そこに立っていてはいけない
だってね
そこは通路なんだから}
満月の夜
ぽっかりあいた空の穴へと
長い階段を登る
有象無象の影
水面に映る月は
堕落した ....
隣のビルに
ビルが映る
夕暮れの汐留
オレンジの残光と
やがて来る薄紫の時
乱立する樹木のように
背の高さを競い合う
無機質な生き物
都会の森
....