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薄桃色の花は手のひら
包んだ途端灰に変わって
冷たい風に
さらわれてゆきました
どこか見知らぬ街の
誰かの頬をざらりとかすめて
ほんの小さな
でも確実の
いたみを芽生えさせました
....
回り切ったレコードが
すっと静寂を引き戻すと
窓ガラスに雨粒がぱらぱらと落ちている
照明の橙と
電気スタンドの白い光が
紅茶の湯気を溶かして
訪れる
こんな日はいつも
秋の雨は ....
優飛さんのかやさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢
-
かや
自由詩
10*
07-6-17
来訪
-
かや
自由詩
6*
07-6-16
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