すべてのおすすめ
ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で
衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ
気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
....
雨の後 濡れた木々に 鳥の声 楽しいおしゃべり してるのかな
道端の 日に日に色付く 紫陽花は 雨を知らせる 郵便屋さん
遠くから聞こえるチャイム 岩尾商店のベンチでこっそりキスした
せんせいの涙と怒鳴り声は全力でぼくらを抱きしめている
雲を切るようにピイッと笛の音 ゆらゆらゆれる25メートル ....
迷ってて
あなたがさきに
言ったから
心がひとつ
コトリと消える