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日差し
西側に深く傾いて
水平線の手前
あの焦燥の中で
握る掌は粘って
開くことを引き止めた
私はその時反対側の手で
スカートの裾 
飛沫が掛かるほどに
石を投げ込んで
あかねを表 ....
近くにあった声はない
やがて離れてゆくだろう
測られてしまった熱の
裏側で泣いている

あなたの深海は
絵で書くことしか許されていない
響けと声に出して
膜張る潮に浸されながら
船の ....
三条麗菜さんの及川三貴さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
茜色- 及川三貴自由詩10*07-2-26
涯て- 及川三貴自由詩7*07-1-28

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