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マンションの鍵を開ける
左手にぶら下げた金魚
学校の友達と
お祭りに行ったんだ
金魚すくいでね
僕が取ったんだ
リビングの扉を開けると
ママはソファーで横になっていて
つまらなさそうに ....
地球には様々な花がある

   すぐに散ってしまう花

   すぐに枯れてしまう花
   
   どんな環境でも咲いている花

 桜のように人々を魅了する花

 薔薇のように刺 ....
かかえこまれて
光線から隠れて

鼓動の深さに滲む
羅列 

虹のような破線 

こぼれる 
ガラス の

底の底

あなた
立ち去りなさい

私が
自由になるのだか ....
幻想を かすかに、いだきながら、

ぼくたちは、 恋をする。




それでも、やっぱり、

現実は おそろしくて、


なにかの幻想を いだいている。




もう ....
マホガニーは薄明で 薄命の夜を始める
教室の窓から身を乗り出していたら
まさにいま
夢中で描いている赤い紫のペイズリーが
絨毯が
迎えに来ないかしら、と よぎる
若者よりもはしゃぐ現在進行 ....
読みかけの雑誌を開いたまま あのひとが
透明なルリルになってしまった

笑みもそのまま ときめきもそのままに
ガラスのルリルになってしまった

うす青い 摩天楼の最上階
ここでは 音がこ ....
{引用=





聞きたい声を
花束のさやぎに求め
逢いたい影を
揺れる水面にさがしても


白磁の花瓶は
花を傾けながら落ちていく
闇の波紋が広がって
あの輝きに罅( ....
午前四時のバックシート

湾岸線を下ってゆく

両親に会話はなくて

タイヤが高架の継ぎ目を踏むたびに

小銭入れがカタカタと音をたてる

曇天の下に都市高速の枝葉が

はるか ....
君を想っている
君を感じている
君は僕が生まれてきた時
どこかに落としてきてしまった
大切なもう片一方
たとえ遠く離れていても
いつもそばにいる
そのことを
忘れないでほしい
 ....
嘔吐感はしる
千里の
おやすみなさい

矢の雨の
尖った星の角
小さい女

納屋
トタン屋根
洋館

紫陽花咲き乱れ
鶴降り立ち
彼岸花の雌蘂

メトロポリス
マルク ....
あるいはそれは、偶然だったのかもしれない。
あるいはそれは、必然だったのかもしれない。
あるいはそれは、絶望だったのかもしれない。
あるいはそれは、渇望だったのかもしれない。


紫色の蝸 ....
何が 入りこんでいたのかも

突き止めては いけないものみたいに
吐き出すものに 流れて 流して

ターン するために ターンさせられ
海 の 底

開けられちまった 無口な口に

 ....
白い花弁に滲んだ色は、
褪めた肌の哀しみにも似て
わずかな岩の裂け目へと根をつけた
くらしの危うさを今も孕みながら
押殺した声の倹しい日々さえ底なしに
やがて崩れ落ちる恋に焦がれて

夢 ....
愛することは
憎むことに似ている

君が月明かりに照らされて
僕に背を向けてそう呟いた

相変わらず怒った顔していて
まるで
世界に喧嘩を売っているようだ


僕は額の青いあざを ....
ニュースが 今日も流れている。

イヤになることばかりが流れこんでくる。

世界は どうして、そんなふうにまわっているんだろう。


また、 弱いものから つぶされていく。

 ....
剥がれ落ちた

爪を

見ていたの。


まるで

複雑すぎた人生を

真後ろから

眺めてるみたいでさ。


光りもしない

石を

ただ磨いていたの。

 ....
どうしよう、ねむれないわ

だってひとりだもん
だってひとりだもん

どうしよう、ねむれないよ

だってあなたがいない
だってあなたがいない

こわいの
ひとりのよるは
 ....
ち ひかす ひも くれ
も ふせて ゆく やみ

けどらせ
いけどる
くらがり

ぬけていく
かげ

とげ にぎり
さし もどす

めんたま に
うつすな
かがやき

 ....
悲しみの向うには喜びが待っている

苦しみの向うには楽しみが待っている

嘆きの向うには笑いが待っている



転んだ先には支えがある

傷ついた先には癒しがある

 ....
  それは汚れていたろうか

表面と表面つなげてしまえ

  舞い狂う獣の噴き流す
  よだれの表面滑ろうけ

表面と表面つなげてしまえ
全ての表面つなげてしまえ

  悲しい異物 ....
なにを おもっている?


なにを 悟る?


すべては さみしさのそばにある。




酒が滅びのそばにあるのならば

とめどなく それをあおることもできようとも。 ....
鳴り踊る携帯電話
くるくると巻かれたエクステ
ゴミとなった教科書

勉強? してない
将来? 知らない
演技? 忘れない

義務となったTV見学
胡散臭いリアル
他人を蹴落とすトー ....
煙草の煙柔らかい朝
煙草拾ってうれしい
煙草高くなった腹の立つ
スーパー安売りでうれしい
スーパー閉まってて帰る
炊飯器にこびりついた米かたい


佐々木君得がたき友だ
佐々木 ....
「夢を捨てるな」とある人はいう

「勝ち続けろ」とある人はいう

「休んでもいい」とある人はいう

捨てました負けました
休める場所なんて何処にも無いじゃないですか

そりゃ死ぬわ
用意するのは窓際カーテン
そこにくるっと包まれば
外部接続シャットダウン

ここに居れば周りを気にせず
思う存分独りになれます

冬はとても心地よいので
寒さを紛らす事ができます

 ....
{引用=




虹色に燦めく
蜉蝣の羽をまとって
あなたは透き通り
去っていった

あれ以来
導く天使の声を
失ってしまったようだ

舞うような仕草が
刻印されているの ....
細長い緑の廊下 
暗い足音を響かせ 
連れられてゆく黒い囚人 

彼の手から発する不思議な力 
病の男の腫瘍を吸い取り
哀しむ女の涙を拭い 
踏み潰された{ルビ鼠=ねずみ}を再び走らせた ....
「すべては やっぱり、

   そうだったんだね。」







今は もう、

思い出すのが こわくなっている



あのとき、   そのとき、


 ....
ロシータっていうおばあちゃんは
サンホアンで一番年取ってて
猫にやさしくて
工房の隣の彼女の家には
いつも猫がたくさんいて
使い物にならないボートが
とまっている
 ....
今日、久しぶりに友人と将棋をした

知り合ってかれこれ3年半ほどになるが

色々とトラブルもあり一時縁の切れた友人だった

最近になりまた親しくなりまた将棋を始めたが

1年程 ....
yukimuraさんの自由詩おすすめリスト(153)
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