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ぼくの頭の中の目覚まし時計は鳴り響く
急いで飛び乗った電車は回送だった
、なんていう
そんな間違いをしたくないので
ぼくは終電を見送った
それが間違いだったかもしれないけれど
ぼく ....
たくさん雨が降ったあと。
ぼくはまた、色を思い出している。
メロンと、レモンと、ストロベリー。
なんだかとてもおいしそう、なんて思っていた。
ファミレスの窓に、にじむライト。
およい ....
スパンコールの雨が降る
君は傘を差さずに 手のひらを差し出している
きらきらとまるで夢のよう
さらさらと風が吹く
君の手からこぼれおちるしずくを
僕は黙って見ていた
スパンコー ....
太陽を覆う
指と指の隙間から
光がこぼれる
影ができるその横では
光がつくりだされている
指先からつくりだされる何か
それが魔法だったらなって
思っただけさ
チヨコレイト
パイナツプル
グリコ
階段を駆け上がっていく
チヨコレイト
パイナツプル
グリコ
階段を駆け下りていく
夕方5時の鐘
あの子は遠く 帰っていく
ぼくは帰る ....
透明な温度を下げていく
あなたのぬくもり
かすかな光が胸をさす
氷のようなつめたさで
肌が焦げていく
においが鼻につく
電車の中では冷房が
滝のように流れている
さらさらと ....