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冷えた月光が酔い痴れ
猫が舌なめずりをしている
木枯らしが掃き溜めた暗がりで
誰かの影を踏んだと驚き
見返れば
巨大な墓石が黒々とつらなるあたり
茫として仄明かりに白む天蓋
一閃の流れ星 ....
月夜
枯れ枝が影を伸ばして扉を開けた
幼子のたどたどしい歌声が
夜気に流れた
眠ったまま儚くなった子どもが
死んだことも知らず歌っている
灰のように静まり返った家内で
若い母親はテーブル ....
理来さんのアシタバさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- アシタバ自由詩206-3-29
幼き歌声- アシタバ自由詩106-1-25

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