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この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない



悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた



いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
細い指を絡めて
愛を囁いた
湖畔に佇む
雨に濡れた木々には
震える小鳥が鳴いている

遠くまで流れていく雲
君は花畑の中で
太陽の匂いのするそよ風が
帽子を飛ばせば
愛が笑う
ク ....
姉さんが嫁ぐ日
外は真っ白な雪景色
綺麗な白無垢姿は
雪の中に輪郭を溶かし
唇にひいた
紅の色だけが際立っていた

姉さん
私の憧れの姉さん
なぜ悲しそうなの?
雪を被った椿に
 ....
降りしきる雪に
運命を委ね
去って行くのですね
白い肌は
景色に吸い込まれ
後ろ姿が美しいから
何時までも見ていた

触れあった
指先の温もり
覚えてますか
手渡しで与えあった
 ....
もしもしと 繋がっていた 糸でんわ 星の降る夜に ぷつりと切れて 曇りガラスの向こう
聖なる夜に
何処かの教会から
響く讃美歌
荘厳で美しい歌は
街を優しく流れ
街角の隅で震える
黒猫を包む

暖かいキャンドルを囲むテーブルに
浮かぶ笑顔はどれも ....
今夜の月が黄色なら
綺麗に身支度を整えて
遠くに旅へ
小さな奇跡が
起きますように
ピアノのラの音を頂戴

たくさんの荷物は要らないの
そう
好きな音楽だけでいいかも
思い出なんて ....
陽の光が徐々に弱まり
空気も冷たくなって
そろそろ冬が来るのだと気付く
一人に慣れている私でも
この季節は人恋しい
人混みに紛れてみても
近くのコンビニの
おでんを求めてみても
寂しい ....
北大路京介さんのミツバチさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自由に- ミツバチ短歌13*10-7-29
愛が笑う- ミツバチ自由詩10*10-7-3
椿- ミツバチ自由詩15*10-1-13
- ミツバチ自由詩17*09-12-21
糸でんわ- ミツバチ短歌3*09-12-13
メリークリスマス- ミツバチ自由詩10*09-12-10
moon- ミツバチ自由詩17*09-12-3
ポケット- ミツバチ自由詩6*09-11-28

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