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あたしは

ほんとは

なまけもの


ナマ

ケモノ









獣は

食べて寝て

獲物を探す



獲物になる場合もある

 ....
いくら季節をなぞっても
あの
雪の下から覗いた肥えた土や
畑の土手にあったネコヤナギには逢えない

まだ
畑の隅に溜池があった頃

日本は
もう
どこを歩いても犯罪に巻き込まれてし ....
. ............. .. ... . .......... .. .......... . ... .. . . ..... ........... .. . .... . . .. .... 夜の信号
青緑

一台も通らない国道

やがて
赤に変わり
青になり

また赤になり
青になる

誰も通らない


おーい
みんな

死んだのかい ?



 ....
古い自由帳の表紙の
写真の仔犬は大人になって
もう死んでしまったかな

わたしはまだ
生きているけれど

自由帳に
じゆうなゆめを
描かなくなったよ


いつの頃から
ゆめは ....
布団だか
地べただかわからなく
倒れこみ
かいだ匂いは
金木犀

嗚呼
わたしは

それだけで
しあわせ者だ
ふと
金木犀の匂いがした

気がしたんだけど

まだ
咲いてないだろうと思う

洗濯物は
乾かない


いまはまだ
無理

いつか

金木犀の大樹の下で
橙色の雨を ....
こんにちは
なめくじ
イカの塩辛じゃないんだね

きみがもし
飛んだら
恐怖

生ものだから
でんでんむしじゃないから
はだいろだから

なめくじら
なめくじり
なめくじる ....
口をつぐむ

ちゃんと話を聞いてくれる人いないから



あっちから

こっちから

のびる糸

引っぱってより合せ

不恰好な糸つむぐ



近寄らないから

 ....
嫌っていたものの中で暮らしている

これって
皮肉っていうんだろうか
もう
どうでもよくなっている
拘っても
嫌がっても
どうしようもなく受け入れなくてはならないことがあるから

 ....
杉菜 晃さんの蒼木りんさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なまけもの- 蒼木りん未詩・独白306-11-13
めぐる- 蒼木りん未詩・独白406-10-18
夜汽車- 蒼木りん未詩・独白406-10-14
〈おーい〉- 蒼木りん未詩・独白706-10-7
自由帳- 蒼木りん未詩・独白406-9-28
それだけ- 蒼木りん未詩・独白1306-9-22
橙色の雨- 蒼木りん未詩・独白406-9-13
くじら- 蒼木りん未詩・独白206-7-25
つぐむ- 蒼木りん未詩・独白306-7-9
抹殺- 蒼木りん未詩・独白206-6-10

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