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 詩は生きるために必要なものではない。

 例えば貧しく混乱した世の中では人々は生きていくことに必死で、詩どころではない。豊かで平和な世の中になると今度はしなくてはならないことが多すぎて、やはり詩 ....
「もう無理なんだ・・」 と

電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。

バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。

ぼりぼり。

むしゃむしゃ。
 ....
睡眠薬服んだのに朝になってしまった。眠るの大好き、夜の夢大好きな人なので不満である。眠れぬ夜は本を読む習慣だが、眠れぬ朝はどうしたものか。私の枕元の本はみなホラーで、朝の光に似つかわしくない。悩んだ挙 .... 詩において美とは何なのか、これは絵画において美とは何か、とともに私にとって尽きぬ疑問である。詩は、あきらかに日常の言葉とは違うし、小説とも違う。いうなれば通常とは違う言語のあり方である。わたしは、美学 ....  僕が現代詩フォーラムという詩のサイトと出逢い、自作の詩を載
せ始め様々な人の詩を読むようになってから三年の月日が過ぎた。 
自分の詩作について言えばまだ課題はあるが、只、間違いなく言え
ること ....
また、中学生が自殺した。
俺は以前、「死にたい奴は死ね」といい続けてきた。
イジメや生活苦以外で、死にたがる人間はそうすればいい。
ただ死にたいなら、さっさと死ねばいい。
でも、理由があ ....
ひとめぼれというものの残酷さを知る人が読めば
若き王バルタザアルの旅立ちに救われるのだろうか。
心変わりについて かかれてあるように思う。
魅惑の女王にとって 一時 恋の相手となった王も
瀕死 ....
あの頃あたしは
モンパルナスの小さなアパートで

クローディアと一緒に暮らしていた。

暮らしていた、と言っても、三ヶ月くらいの間だったけど。


その小さなアパートには、
クローデ ....
八月十三日 晴れ
病院を出ると、涙目の太陽に染められた入道雲が住宅街の上に広がっているのが見えた。振り返ると安住さんのいる白い病室は真夏の街の賑やかな光からも隔離されていて、まるでそこだけ別な空間に ....
 私は今、七年ぶりに訪れた遠藤周作先生の墓前にいる。墓石の下
に供えた僕の第一詩集「風の配達する手紙」の表紙が夏の日に照ら
され、白い薔薇の影が、表紙の余白に揺れている。私が生けた赤・
白・黄色 ....
以前、私は、現実とはなんであるのか、という事について触れた。
最近、現実とは「何かをつかむ(実感)」ものだと思いはじめてきた。

確かに、全てを虚構といえば、虚構であるかもしれない。しかし、それ ....
それで、詩についてですが・・・。

あまりどうでもいいことかもしれませんが、
暗い詩、絶望的な詩を書いている人が、残酷であるだとか、
明るい展望ある詩を書く人が、やさしいだとか、
そんな事は ....
「本音」という言葉があるけど、それは「真実」とは限らない気がする。

例えば、ある人に「それが本音ですか?」と問い続けて言ったら、最終的には「分からない」と答えるだろう。

答えは、いつだ ....
 もう亡くなった女性患者さんとの会話で、今でも印象に残っている言葉がある。その人には夫がいたが、その昔、ある若い男性と愛人関係にあったそうだ。ところが、ある事がきっかけで40代半ばにして自分から20代 .... 私は、もう一時間もこうしてパソコンの前に座っている。
書こうか、書くのを止めようか、迷っている。
しかし既にこうして指を動かして居るという事は、
私自身の意志は書く事を選んだのである。

私 ....
詩と技術ということを常に考えています。
というのは、私は詩を書くとき、技術的なことはぼんやりとしか考えていないから。
ぽっと浮かんだものを何も考えないで(言葉で表せるようなことは考えてない)書いて ....
詩を書く時に気をつけようと思うことを、書きます。



私が「詩」を書こうと思い立った瞬間から、その呪縛は現れる。

カッコイイ言葉であらねばならない。
誰かに読まれるためであらねばなら ....
ここではカテゴリ名のとおり、批評、散文、エッセイの投稿を受け付けます。批評は、詩、俳句、短歌に限らず、映画、音楽、舞台など芸術批評のほか、ゲーム、アニメ、漫画などの批評も受け付けます。
小説も、{注 ....
杉菜 晃さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(18)
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眠れぬ朝に実験する(親指1000字エッセイ)- 佐々宝砂散文(批評 ...206-12-3
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詩人・一期一会_〜序章・誰も知らない一本の大樹について_〜_- 服部 剛散文(批評 ...19*06-11-22
孤独な逃走劇- 虹村 凌散文(批評 ...8+*06-10-14
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クローディアの死んだ日。- もも う ...散文(批評 ...16*06-10-7
落陽- 結城 森 ...散文(批評 ...1*06-8-27
遠藤周作の墓前にて。- 服部 剛散文(批評 ...5*06-8-13
神さまが教えてくれたんだお☆(実際、アホみたいなもんですが汗- 奥津 強散文(批評 ...406-7-31
女なんて嫌いだよぉ。ううっ・・・(あんまり関係ない- 奥津 強散文(批評 ...3+*06-7-27
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カテゴリ説明(批評・散文・エッセイ)- 片野晃司散文(批評 ...2*03-3-31

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