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 ・三日前の話
 
 
私が
指先のみの力で
空を切ったとき
その軌跡は
柔らかなひかりになって
木漏れ日の影の部分を
踏んで行きました
 
 ....
指先だけで、そっと
窓を開いてみる
隔てていた向こう側には
空の海があり
 
紙飛行機を飛ばす
誰宛てとかではなく
紙飛行機を飛ばす
そこに、意味なんてない
 
 
ここは海だろ ....
こたつの中で
何本もの足たちが
陣地を取り合っている

 
まどろみはそっと
瞼をノックして
心地好い終わりに
私を包もうとしている
 
 
目をしばたかせて
現実を直視
 ....
むきになって
取り繕った一雫、が
忘れ去られた今
ようやくチクチクと
棘を
発生させて
 
忘れるな
忘れるな、と
声を上げている
 
(ように、感じる)
 
 
洗濯機に ....
鈍く 深く
光り出す、碧に
そっと手を伸ばして
触れる

小鳥たちが歌う
「ねぇ、今日は」
もちろん
これは想像の範囲内
なのだけれど


まだ
あの白は

寝ぼけている ....
誰もが背負っている
十字架の音で
 
踊る、僕ら
 
君は
スカートを翻し
 
 
スライム状の
舞台の上で
 
足を、掬われながら
 
踊る
踊る
踊る
 
 
 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遺書- 山中 烏 ...自由詩15*08-4-14
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こたつ日和- 山中 烏 ...自由詩10*07-4-26
一雫- 山中 烏 ...自由詩15*07-4-24
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