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駅前ビルの本屋さんで
デート

洋画の「恋に落ちて」みたい

夢にみていた
本屋で落ち合うこと

でも
あたしたちは
この時間を最後に
しばしの
さよならだ

頭がクラクラ ....
じわじわと
あたし

侵蝕されてゆく

言霊にはまった
もうひとりの
あたしに

いいかげんで
みだらで
じこちゅうしんな
・・・

あ・た・し

侵蝕しつくされた
 ....
  シャワーを浴びてこいよ

先に寝ていたあたしに彼は言った

それが
何の合図なのかわかっていたから

のろのろとあたしは
シャワーを浴びる

付き合って2年
春には入籍をしよ ....
眼鏡をはずした その人は
鋭い瞳をしていた

はっ
一瞬息をのんだ

心臓がバクバクする

今まで見たことのない
ヒカリを放っていた

話していた 
その人とは違う
別人を見 ....
日々の感情の起伏を
記す


文学なら 直木賞
式部より 冬はつとめて
鎌倉時代 かな文字で
経を説いた 高僧
小説を書きたくて
画家と同居してしまう
宇野千代


一瞬で  ....
旅の荷を置き
コートを脱ぐ

ジョン・レノンのフォト
ゲルニカのポスターが

あたしを迎えてくれた
  あっ・・・

トクンと胸が鳴る

それだけで
緊張がほぐれた

あた ....
波の音など 聞こえない
寄せる波は
砂浜に
シュワシュワと 吸い込まれてゆく

シュワシュワ シュワシュワ・・・

とても静かに癒されてゆく

冬なのに 青く碧の凪た内海

マカ ....
寒い寒い凍った 夜
月も凍っている

こたつにもぐり
ここちよく酔った
あたしは
貴方の肩に
頭をもたれる

互いのキモチを確かめるように
手と手を絡め合い
貴方の手を
胸に押 ....
ひなびた温泉地の
居酒屋で
地酒の熱燗を呑む

まわりは
方言を使う
地元のお客ばかりだ

あさりの酒蒸し
厚揚げ豆腐を
肴に
2合の徳利を
猪口に注ぐ

木作りの梁
温 ....
メガネとキャスケットを身につけて
君は 書く人になる

ちょっと意地悪で
2枚目をきどった
君に

ホントは 純で
やさしくて
あったかい 人

まるで別人だ

いっしょにい ....
二十数年ぶりに見た
人の骨は

白く
しっかりとしていた

ついさっきまで
人として
形をなしていたものが

手術台の半分くらいの
てらてらした 
金属板の上にある

寿命 ....
キミは書き 続ける

日記のように
独白するように

日々のキモチを
日々の痛みを
悦びを
切なさを

あたしも
書き 続ける

この命
果てるまで

続ける
続ける ....
次女を産んだ 赤十字病院は
母子同室だった

その日は 満月で
ベビーラッシュ

   土屋さんは もう大丈夫よね

そう 看護士に言われて

まんまるの目の大きな新生児は
半日 ....
ひとはみな
死を まとって 生きている

生まれ 出でた
その日から

生を 全うした もののみが
宇宙へと 溶けこみ
次の生へと 流れていく

死をまとい 迷い まとい
今日も ....
自覚がない

でも あたしの肩は
パンパンに張っている
 
他人にコリを指摘されて
気づく

足の先端も冷たい
脚も冷える

上半身は熱いのに

冬でも半袖ワンピに
綿カー ....
おはよー と
おやすみ は

大切なひとと
いい合いたい

おはよー
 
今日も貴方と
いっしょだね

おやすみ
今日も貴方と
いっしょだったね

それだけで
満たされ ....
さびしんぼの
あたしに

なつかしい人から
メッセージが
届いた

突然だった
うれしかった
あったかかった

元気にしているのだろうか
忙しいのだろうか

今はもう
わ ....
長い間
ふくらんだ 開花寸前の
蕾だったあたしは
Nの言霊で

開花した

言霊は身体をまとい
脳の奥まで
浸透して
いった

そして
音・・・

Nの声

声は直に ....
どうか 殺してください
あたしを

延命など しないでください
静かに 死なせてください

チューブで つながないで

キレイなまま
死なせて ください

あたしを
あたしのま ....
そのペンを持つ手
電話をにぎる手

無意識に髪にふれる手

ギターのFコードを押さえる手
ピアノを弾く手
絵を描く手

手話を正確に表現する手

文庫本をめくる手

そして細 ....
君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう

半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた

バーへ入り君を目にして
ハグし合う

いつもと同じ
申 ....
気分を変えたい時

無心に歯をみがく
極細毛の歯ブラシで
ていねいに
ていねいに

ゆっくり
ゆっくり

歯と歯ぐきの間は
極細毛の感触は

くすぐったいような
血がかよっ ....
アナタという
嵐が過ぎ去り

アナタという
業火に焼かれ

あたしは
あたしに
もどった

いや
なった

もう変えられない

あたしの本性
・・・魔性

白よりグ ....
零時近くに 帰宅

気づくと ゴゥゴゥといびきをかいて
眠っている

手をのばせば ふれあう
距離にいる N

Nは ってくれない

あたしの感じやすい
ほこっとしたおやまの先端 ....
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った

3LDKの都民住宅

なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた

が!!!

おとな5人と成猫2匹には
狭い ....
久しぶりに母に電話した

聞くと 家で転倒したいう
もう1ヶ月だと
結局 インドメタシン入りの
塗り薬と痛み止めでしのいで
整形外科には行かなかったと

あぁ 医者嫌いの母らしいな
 ....
友よ

つらいだろう
さみしかろう

ひとりの夜は
さむかろう

けっして 無理だけは
しないでほしい

キミのことを
たいせつにおもって
いるひとは
たくさん
いるのだ ....
ふと 横を見ると
あのひとがいた

1年前 
恋こがれて
夜の渋谷の坂を
走って追った ひと

横顔 今もすてきだ
30センチも離れていない
ところにいる

あっ

彼は  ....
ピンチに直面したとき

ひとは
おもってもみない 
チカラ
が でてくるものだ

追いつめられた猫が
威嚇するように

火事場で
オンナが箪笥を
動かしてしまうように

不 ....
あたしは
妊娠がわかると すぐ
あかちゃんのことを
愛称で呼ぶクセがある

あーちゃん

息子の病状が安定した頃
2番目の子供を授かった

今度はきっと
女の子だ

そう決め ....
ペポパンプさんの森の猫さんおすすめリスト(128)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フレンチ_キス- 森の猫自由詩5*11-1-23
侵蝕- 森の猫自由詩6*11-1-22
フリース- 森の猫自由詩2*11-1-21
狂人- 森の猫自由詩6*11-1-20
めざすもの- 森の猫自由詩6*11-1-19
安らぎの空間- 森の猫自由詩6*11-1-19
弓の浜にて- 森の猫自由詩4*11-1-18
弦月の下- 森の猫自由詩6*11-1-17
大の字- 森の猫自由詩7*11-1-16
書く人- 森の猫自由詩5*11-1-14
白い骨- 森の猫自由詩10*11-1-4
続ける・・・- 森の猫自由詩8*11-1-3
泣き声- 森の猫自由詩7*10-12-27
死をまとう- 森の猫自由詩6*10-12-24
循環- 森の猫自由詩11*10-12-22
おはよー_おやすみ- 森の猫自由詩7*10-12-21
さびしんぼ- 森の猫自由詩5*10-12-18
開花- 森の猫自由詩4*10-12-16
静かに_死なせて- 森の猫自由詩2*10-12-13
恋しい手- 森の猫自由詩8*10-12-12
壊れているのは僕だ- 森の猫自由詩20*10-12-9
歯をみがく- 森の猫自由詩6*10-12-7
アナタという- 森の猫自由詩4*10-12-6
って_くれない- 森の猫自由詩7*10-12-4
リビング- 森の猫自由詩20*10-11-30
今年の冬はあったかいね- 森の猫自由詩7*10-11-29
親愛なる友へ- 森の猫自由詩8+*10-11-27
と・き・め・き- 森の猫自由詩8+*10-11-26
チカラ- 森の猫自由詩4*10-11-25
あーちゃん- 森の猫自由詩14*10-11-22

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