すべてのおすすめ
夜の闇に雪が舞う
灯りなどないのに
冷たい光を
放ちながら
風に踊り雪が舞う

風音に混じり
高く悲しく泣く声が私の凍えた耳に届くのだ

しばれた体を
引きずるように
声の主 ....
       
光の彼方で
君が手を振る 
     
変わらない微笑みが
愛しくて  
      
あの頃の僕は
自分のことばかりに
精一杯で        

君の事を考え ....
寄り合わせた糸をほどき

片方を持つ人を失いました

笑い顔で

「またね」と

追うこともせず

見送った

もうすぐ

そっちの世界であいましょう

 ....
はらりはらりと

川面に亡骸を落としながら

咲急ぎ

散り急ぎ

噎せる程の緑に溢れる

木漏れ日に遊べば

また巡り来る

時を思い

木肌に祈る
柔らかな木漏れ日の中

二人歩く夢を見た

遅い雪が赤い花を覆う夜

冷たい指先

首筋にふれ

一枚の毛布にくるまってじゃれついた時

不規則な鼓動が

胸の痛みが
 ....
ただ その手を 恋しがり

ただ その温もりが 欲しくて

ただ その瞳に 映りたくて

ただ その胸に 抱かれた

泡沫の時

幻の 時

それでも重なる鼓動は

嘘じゃ ....
紡ぎ繋ぐ言の葉を

深海の波音に乗せ

唄って

漂い揺れるこの身を

深海の潮流に乗せ

流して

泪頬を伝う夜に

聴けない声を恋しがり

鳴き交わすイルカの群れ ....
通り過ぎた 風さえも

気付かずにいた

砂が音を立てて動く様を

刻々と形を変えて

時の流れを映し出す


あれは


昔見た

深海の物語
 
 ....
朝焼けは朱く 日暮れは蒼く

染まりたる頬 我には見えず

君が心はあてなくさまよい

消え行く影に我は戸惑う

紡ぐ夢とてかりそめの幻

白き峰にかかる雪すら

死 ....
痛む胸の真ん中で

紅い小鳥が叫ぶので

今夜もうるさくて眠れやしない

不規則なリズムで

小躍りしている

僕は起き上がって

小鳥を宥める

あと少しだけ時間をくれ
 ....
Rin Kさんの彌月さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悪夢- 彌月自由詩2*07-6-25
君遥光隠_- 彌月自由詩2*07-6-7
- 彌月自由詩207-5-21
駆足春去- 彌月自由詩4*07-4-8
春遥遅雪- 彌月自由詩5*07-3-22
蒼月斬夜- 彌月自由詩5*07-3-5
海遊波夢- 彌月自由詩3*07-2-25
風紋- 彌月自由詩10*07-2-21
朝焼けは朱く__日暮れは蒼く- 彌月自由詩3*07-1-24
碧色泪月- 彌月自由詩7*07-1-16

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する