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真夏の海岸でのたれ死ぬ
そこから私の旅ははじまる


   *


毎日のように続く毎日の中で
呼吸をするのと同じくらい自然に
私の言葉は溢れ出てくる
笑顔のように涙のように
あ ....
目が覚めても何かと手を繋いでる感覚があった、確かにあの頃は。



拾い集めて繋げた
羽根で決して明日に
辿りつかなかったのは
少し汚れていたせいじゃない


「ひみつ」という言葉 ....
すべてのボールは太陽と合同であり
とりわけ白いバレーボールは
色まで同じなので
すぐに太陽と合致してしまう
そこで僕らは太陽を黒くぬった
さんさんと降り注ぐ太陽の黒い光は
しかしあらゆるも ....
心が引き千切られる瞬間を
何度も
見てしまった、気がする

それは誰かのもの、で、あったり
私のもの、で、あったような、気もする

思う、とか
気がする、が
口癖になっている

 ....
雪の街で眠る君よ
すっと前を睨み
歩きなさい

何も知らなくてよい
ということはなく
何枚もの鏡が重なる夜

退屈な日はお泣きなさい
その大きな身体を震わせて
いつか来る日のために ....
薄曇りの空がからだを湿らせるだけの
ちっぽけな夜だから追いかけてみる

西の地平に月

最後に沈んだ
星の名を知らない、と
静かに胸に沈めた備忘録

    この体は赤道儀だ
   ....
白鳥が悲しい最後の鳴き声をあげて飛び立つ、
夕暮れの鮮烈ないのちの地平線が、
赤いインクで跡形も無く修正されてゆく。
絶えず流れ出ている蒸留水の蛇口に、
コップを置いて眺めても、
決して溢れ ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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