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漏れるように現れる
過剰な知識
まるで栓を抜いてしまったよう
瞬く間に成る物は
世界一の噴水
残骸の泉
私の細胞一つ
地へと降り立ち
必死に押さえようとする
僕も僕も私もと
....
僕ね
一人きり部屋にいると
いつも見付けてしまうの
床に転がっている文字を
瞬きをする毎に増えていくの
手に取ってみたの
不思議なことに
FとNとUとAのアルファベットしか無くてね
ど ....
その袖を掴むことで
私は乙女でいられる
そこは居場所であり
安らぎの場
私が勝手に選んだから
半分白紙の契約書
お願い
この唇に実印を
愛し人を真白の紙に立たせようとすると
僕の脳は一斉に窓を閉め始める
どんな世界に連れだしても
独占は止められず
清き風は吹かず
広大な海原は
狭く細長い橋になる
....
言いたいことが言えません
だって複雑すぎる
私の苦手な
イコールまでの樹海の中にいるみたい
ウォーリーの仲間達全員をなかなか見つけられないような
もどかしい日々が続きすぎてる ....
歪んでいく
美しい命の誕生
我を忘れ快楽を得た結果
歪んでいく
尊い命の誕生
我を忘れ快楽を得たせいで
理性を失った人が
欲望だらけの街が
純粋な時間を
快楽を得る事に
使い果 ....
指先が離れた瞬間
とてつもなく押し寄せる切なさ
夢のような時間は
切断されるように終わり
また僕は単体になってしまう
豪雨の中
傘を持った私がいる
まるで鉛を
持たされたように
内側まで濡れた傘
アスファルトに削られる天辺
落下する雨粒
白ぼける視界
染み込 ....