雨の中一人立ちすくむ
きみの声が頭にこだまする

あの時僕はどうすればよかったの

きみの言うとおりにしていれば
今もきみは傍にいてくれた

僕のために傘をさしていてくれた  ....
いつからかはずされた指輪
あんなにも色々と探して決めた指輪を

それは
自分の本当の気持ち心にしまっておけなくなった頃から

大切にしまったはずの指輪を
傷だらけの変形してしまっ ....
ぎゅってして
どこか遠くに飛んでいかないように

あなたの手が私に触れて
ものすごく幸せで
ものすごく気持ちよくなって

なんだかどこかに
飛んでいきそうになるから
だからちょっと怖 ....
言葉綴りマシーンです
知らない間に
そうなってました
不完全です
部品もたくさん足りない
ほんと機械というには
あまりに精密さに欠けます
製品の完成度の低さにも定評がありま ....
去年のチョコレートが胸を焼いている

もやもや熱くて、少し痛くて

あのチョコレートは

僕の体のどの部分になったのだろう

そこを探して、触れてみる

36.4度の温もりを感 ....
言葉に表せない物は

心の中で具現化している

それを口から吐き出し

言葉にするまでには

何らかの障害やそれを言葉に出来ない

理由や意味がある

ここちよい言葉を重ねて
 ....
雪が家を白くする

雪が道を白くする

雪が野原を白くする

雪が木々を白くする

雪が山を白くする

雪が全てを白くする

朝 窓を開けると一面の白銀の世界

 ....
甘い蜜
貴方から溢れる
甘い蜜

偶に苦くて
時にしょっぱい
だけども甘い
貴方の蜜

私はそれが大好きで
何時でもそれに触れて
口にしたいと願っている

貴方の甘い蜜

 ....
あなたの子供の様に綺麗で

聡明で、真っ直ぐで潤んだ瞳

子供のような可愛いらしい笑顔

雪のように白い肌


素直で純粋で、ひたむきで

いつでも笑顔を忘れずに
 ....
すごく はかない コイ物語だからむねをうつ

すごく かわいい コイ 物語 だから むねを うつ

そうだね あいちゃん おとめは いつも コイを していなくっちゃね

そうだね
 ....
丘のうえにやせた人影がある
夕ぐれどき
犬の吠える
長く尾をひいて
雲は赤光に群がるから
西の空だけ覆われている
ベンチの倒れた公園に
郷愁を拾うよそ者が増えて
小さな顔の老婆は住処を ....
いのちは
ことばのかこい
かこわれていない
どこかひろいところを
ゆめみている

こころも
ことばのかこい
なにもかも
ちいさく ちぎりわけて
ぜんぶかこうことを
ゆめみている
 ....
ハローハローハロー

同じ世界の何処かで暮らす貴方へ

助からない命とか 許されない罪とか

辛いことを背負っている貴方のために・・・

壁に向き合い立ち止まっている貴方のために・・・ ....
言葉のひとつひとつに歓声があがり
思い思いに笑い転げ
級友たちの恋の話は
昼休みの教室で佳境をむかえていた

数年も経てば
誰もが通る道である
ということを知るのだろうが
その前に ....
ほんをよむ
うたをよむ
ほしをよむ
かぜをよむ
さきをよむ
ふみをよむ
がくをよむ
ありをよむ
いしをよむ
あいをよむ
ときをよむ
しおをよむ
たくさんよむ
なんでもよむ
 ....
空が飛んでいる
空が飛んでいるので全ての羽が浮上する
見つめることはいつだって透きとおる
見下ろせば ものの在りかはかなしい

重力の堆積が歴史で出来ているなら
ぼくらの言葉は足跡のように ....
部屋が月の灯りで満ち溢れる夜でした
寝台に潜りながら
四角い空を眺めていたのです

星達が何かそわそわしていました
月が沈むのを拒んで
時計台の針を止めようとしているのだと
僕にそっと教 ....
ふたりは出会う
雛連れの野鴨憩う山郷の水面は茜に染まり
 

  ほら手をつなご
  これから暫くふたりして
  同じ水脈を流れ行くのだから


ふたりのささ舟は
透き通る冬の気象 ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)

 今から15年も前の話である。
 私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
とある人形師が
水晶と真珠と白金を使つて
一体の絡繰り人形を作つた


(キリキリキリキリ)


人形は命も無いのに
笑顔で首を動かして


(キリキリキリキリ)


 ....
きらびやかな服を着て
きらびやかな街に出て
たまごの美味しいお店で
美味しいたまごを食べ
たまごが美味しかったと
あなたに電話をした
何て答えたのか覚えてないけど
あの日はあなた ....
抱きしめたいンだ
今 君を
言葉では伝えられない
私の気持ちすっかり
伝えてしまいたいから
抱きしめたいンだ
今 君を
飲み込んだ

ダイヤのピースは

光り輝いている

そう今も

ぼくはもう

こんなアンシャンレジースなんてうんざりだった

近くのエケレジアからは

悲しいエレジーが聞こ ....
心がきしんだ音がして

心配になっておびえていた

ぜったいれいどぼくの体の

心は氷っていたんだ

腕には手錠をかけられて

誰もいないのに話しかけた

なんで僕はここにいる ....
雪姫さんのおすすめリスト(54)
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ゆびわ- 柚姫自由詩206-2-2
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想い- 虹ノ夢広自由詩2*06-2-2
だいなまいとべいびー__- すぬかん ...自由詩206-2-2
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手紙- 珠洲璃自由詩206-2-1
少女飛行機- たもつ自由詩21*06-1-22
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鳥瞰図- tonpekep自由詩29*06-1-21
夜空- AKiHiCo自由詩206-1-18
冬空の輪舞曲- 恋月 ぴ ...自由詩29*06-1-18
セックスボランティア(R18)- 宮前のん散文(批評 ...53+*06-1-18
人形芝居- 蒸発王自由詩3*06-1-16
たまご- たもつ自由詩1006-1-16
抱きしめたいンだ_今_君を- 春日野佐 ...自由詩406-1-15
エレジー- こめ自由詩106-1-15
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