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キミの生まれたこの日
一度しか祝ってあげられなかったね
『来年もその次も
ずっとこのまま』
迷いなく あんなにもつよく
信じていたのに
最後の夜泣いたのは
キミじゃなく私が
そ ....
明るいのはいやだって私が言ったから
昼間は1度だけだった
あの日誘ったのは私からで
光を取り除いた
水槽の底で
あなたに借りたシャツを脱いだ
ガラスの向こうを
しらない誰かの車が過ぎ ....
『抱き締めてあげよう』
たった一度だけ言ってくれた
あのときの腕が食い込むかんじ
おぼえてる
今朝は雨
あのひとが言っていたとおりに
あの眼鏡に水滴がついて
霞められた世界のま ....
あの朝はあまい香りがしていた
あの人は眠そうな目をして
隣にいなくなった私をさがしてた
洗濯物を干していたわたしは
そんなあなたの様子に微笑んで
いまなら世界がおわってもいいって
嘘みたい ....
夜の始まりがわからなくなった
いつからか
それは心地よさを覚えたから
朝が怖いのとはまたちがう
切りとったようなかたちをした窓に
頬をおしつけてみる
冷たさに外の空気を感じて
ゆうべ ....
あなたが好きな場所
あなたが好きな色
あなたがすきな音楽
全部あつめたら
少しは近い気持ちになれる?
あなたがすきだった女(ひと)たちといたら
私が敵わないところ わかるのかなぁ…
泣いたからって許したわけじゃない
女なめんなよ
貴方がすきです
おまもりみたいに
貴方の影をさがしてた
うつむいた横顔が
あのひとに似ていたの
となりで眠る姿 無防備な寝息を
感じるだけでしあわせだと
そんな気持ちにさせてくれた
ありがとう
....
破滅的なきぶんを
たのしめるようになった
ふりまわされたってへいき
ごくたまにあの人が
喜んでくれさえすればいいの
それでいいのよ
新しいあそびは
じぶんしかいらないの
あの娘の ....
手を放すことだけは
いつもおぼえていた
あの時も あの時も
誰かを見つけては離れ
離れてはまたくりかえす
そればかり
ねえ 誰かわたしを、さがしてくれる?
いつ手をはなしても ....
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