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轟く
風の音
激しさを増して
静かなはずの夜は
どこかへ消えてしまった
地面を叩く音も
一段とはしゃいでいる
久々に空が荒れたらしい
山に挟まれて
穏やかな
この土地でずっ ....
あの時
手からはなした風船は
今ごろどこをとんでるのだろう
もしもと
人生を振り返ると
時に今の自分の居場所が
奇跡の連続だということに気付く
....
ロゼ色の粉雪が
空の綻びから滑り落ちて
西の空が焼ける
煤が{ルビ誘=いざな}き、招いた夜の帳が
ふと 頬にかかり
謎を銜えた豹の吐息が 、右目を掠める
指先で散る、線香花火
黒 ....
毎日が
ずっと、遠浅だったらいいのに
って、言ったのは
あなただったか、わたしだったか、
もう わすれてしまった
うつろいやすいふたりだったから
ただ
手をつないだ
波が
....
甘栗むいちゃいました
三点倒立で甘栗むいちゃいました
航空ショーで甘栗むいちゃいました
筋肉ミュージカルで甘栗むいちゃいました
死海で浮かびながら甘栗むいちゃいました
女性専用車両で甘栗むい ....
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