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全天の半分が
この太陽の光で圧倒されて
青空の透明感が増す
枯れ枝に太陽光は懸かり
直視できぬ もどかしさ

潮のごとく逆巻く直射光
日差しは小さな部屋を満たし始めて

また静かな一 ....
鮮やかに 雲が 
青空から 吊り下げられて

細いナイロン糸が
結び目を のばして

雲は動く
己の腕の寂しさが続くかぎり
雲は行く
己の知らないくにざかい

雲の影が落ちる
 ....
靄が立ち込めて
息を止めるほど
鈍く 濁った 沼

曇りの空を
正確に映し出す
水の留まり 
大地の無意識は 静止していた

息継ぎが罪悪のような 静寂に
時として 陽射しは落ちて ....
今日を 眠る
凍えた 冬枯れ
落とした 夏の日々

ゴツゴツ か細い枝

そして 冬を空想の豊饒で眠る
微動だにしない 

脳神経のフラクタル 木々の骨
ポーズを決めたら 風に答え ....
遠く 見晴らす 草原
凍える手に 情熱にほだされた 息かけ
圧倒的な 旭日は希望と共に 昇り
草花の露は 烈風に揺れ 輝きを増す

地響きがする 遠く遥かな 思いを湛え
{ルビ群馬=ぐんば ....
木立の間に
紺碧の海

南の島の
名も無い
遊歩道
今 木立の中を
風が思うとおり
吹きぬけてゆく

か細い さざ波
小鳥のさえずり
そして
我が胸を揺らす
風が木々を
 ....
佐野権太さんのアハウさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この太陽_この青空- アハウ自由詩7*09-1-16
糸を放つ- アハウ自由詩14*07-10-30
釣り糸を垂れる- アハウ自由詩6*07-10-26
木々の秘密- アハウ自由詩307-1-16
寒風にいななく一群の群馬- アハウ自由詩6*06-12-5
散文詩「パラダイス_イン_ミヤコ」- アハウ自由詩2*06-11-30

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