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河口のある町に産まれて
背中が痒いことも
何度かあった
自分に似ているものがあれば
それだけで少し嬉しい
昔の知り合いに
夢の中で再開した
春、と呼ばれて
会話をすることなく
....
浮かれていた街も
今では寝静まり
人々は家に帰り鍵をかけ
浮かれ損ねた奥底に
ひとり夜明け
少し離れたところで
青年は白い息を吐きながら
朝の新聞を配っている
早くから大変です ....
大城 小町さんのたもつさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春を見に行く
-
たもつ
自由詩
12
06-4-14
イブの夜明け
-
たもつ
自由詩
5
05-12-21
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