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高層ビルの二十八階から双眼鏡で
おふざけなほどに複雑な街を見て哲学した
京王百貨店に急ぐ若者は歩道の白線につまずき
電気屋の屋上でずっと厚い本を読む中年は排気に髪をなびかせている
....
赤い電車が走る高架の東の空で
ふいに舞う者がいた
文字はその黒色を烏と呼んだ
夕焼けを映す高くそびえた
不吉な刀身のような建物の群れ
その間を縫って烏は軽やかに挑戦する
突如 そこに近現代 ....
暗闇れもんさんの田川修作さんおすすめリスト
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日付
高い所と雲の近さは妄想の距離
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田川修作
自由詩
3
04-5-2
仇の風_あたのかぜ
-
田川修作
自由詩
3
04-3-10
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