月よ
明るい夜にしてくれないか

昼と見間違うほどの
白い明かりで照らしてくれないか

わたしがそっと
吐息を洩らす瞬間を

にぎやかなその光で
包んでほしい

そうして
で ....
女に刺されて死にたい
刺した女を愛したい
俺はおまえのものだと
女の耳に囁きたい

刺されながら女に詫びたい
すまなかったと
抱きしめたい
体温の凍てつくまで
女の肌に触れていたい
 ....
切なさは夜になればなるほどに膨らんでゆく風船みたいに あぁ…どうしよう

僕は本気で君を

好きになりそうだ

困ったぞ!!

宝物は手に入れた時から

つまらないガラクタ

遠い山は美しいけど

直接 登ったら

ただ苦 ....
伝え逃したさよならを いまも此処で

渦巻く感情を吐き捨てられないまま

抱きしめたはずの感触と温もりに

いつの間にか離別が影を落とす

もう遅いからと言い聞かせて

尚も反発す ....
じいちゃんが火葬された
あっけなかった

歪んだ炎の真っ赤な色や
煙がひたすら立ち上るところを
なんだかわからないけど想像していた

けれど実際は
でっかい鉄筋の建物の中で
僕が親戚 ....
ちょっと後押ししてほしかっただけなの。
何がしたいかなんて、本当はもうとっくに決まっていたのだから。
切ってる

でも止められない。

切ってる

でもどんどんひどくなってく。

また切ってる

「励まし、ありがとう」って言葉・・・単なる言葉にすぎなかたった。

切ってる

 ....
悲しみは 心からこぼれた分



  蝶 の 形 に成ると



 意外にも元気よく 夜空へ 飛び立った






  こうして 明け方の夢は
 ....
破壊よりも険悪な

悪意を知っている

悪意は悪意と気付かず

悪意と知るのは

後の祭り
かんぺきに つくりあげた
うつわのはずなのに
もうみずもれがしていて
みずがながれでて
とまらない

また
うつわの うつわの うつわの…
といったような
へんてこなものを
つくら ....
くっついてみて ふれてみて 引いてみて 離れて
またくっついてみて なやんでみて 苦しんでみて・・・・
笑ってみて 楽しんで いやになって また離れて


きっと僕らは不器用なんだ
  ....
子供の頃に見たテレビの特番

懐かしの〜といったカンジだった

最後に曲が流れた

ゆっくりのメロディ、英語の歌詞

意味なんてわからなかったけど、すごく心に残った

少し茶色 ....
一日に何度も何度も
「わたしのこと好き?」
って聞いちゃうのは
あなたがわたしのことを好きだって
信じているから
だから
しつこいって怒らないでね
もしもあなたの気持ちが
変わるような ....
いまだ、私はメンチカツ
所詮、空は飛べない

ただ、もう一度雲に乗ってみたかった
あの頃を思い出し、今でも涙する


カニクリームコロッケであった私は
メンチカツよりも、遥かに優良だっ ....
ことばは
すべて
呪文



だから



口から
音になって
発せられると同時に

指先から
文字になって
記されると同時に

それは
すべて
呪いになる
 ....
私の中のコンピュータは壊れているのか

私の思いを言葉に変える
こんな単純作業なのに

心の中の変換ボタンを押したって
正しく変換されないよ
君を傷つける言葉にしかならないよ

その ....
パパはね うならい やってんの

うれしそうに 駆け寄ってきた ちいさな女の子

これはね パパの おみくじ

と さしだした小さな手には いちまいのカード

単勝 ディープインパクト ....
野菜が食べたい
なっぱが食べたい
ハムも少し入れて

野菜が食べたい
どんなのが食べたい
煮たのや
お浸し

おいしいご飯に
納豆
葱を忘れず

カレーもラーメンもパスタも揚 ....
りんごが5つなっていた
1つのりんごは、自分の行きたいところへ飛んでゆき
1つのりんごは、風の吹くまま飛んでゆき
1つのりんごは、悩みつづけたが飛んでゆき
1つのりんごは、ちからつきて地面に落 ....
以前、俺はここで韓国人をコケにして問題を起こしちまった。
今回もそれに似たようなことを書こうと思うので、
少々慎重に行きたいと思う。

さて、さて。
俺の中で、最近見えてみたモノがある。
 ....
君は、それらをすべて「欲望」と呼んだ




欲望ってなに?


欲望のない人なんているの?


欲望なしで人は生きていけるの?
詩:短いのがすき
  あまりに長いと、なにを言いたいのかわからなくなる
  読む時、作る時、ともにおなじ

短歌:わかりやすいのがすき
   自分で作ると、言葉遊び あるいは 飾る言葉は ....
「トウモロコシ」と言えない子供が
とうもろこしを殺してしまった
大人は嬉しそうに笑っている
子供には子供の悩みがあるのだ

 今日ついに10本も殺してしまった。。。



「キウィ」 ....
あなたに 伝えたい言葉があります

それは 春の日差しのように優しく
時には 漆黒の海に荒れ狂う波のように
様々な想いが交錯する言葉です

伝えたくて 伝えたくて
どうしようもないのに… ....
無数にある選択肢の中から
どれを選ぶべきなのか
常に迷う

些細な決断のひとつが
その後を左右する可能性

また、

どれを選ぼうと
同じなのかもしれないという
諦念

“正 ....
こころをたぐりよせる
うでを磨いて
影絵のように
いくらでも
二次元では
ふたり
美しく描ける

君のかたちと
私のかたち
重ねれば
叶わない望みも
遂げられた
気がした
 ....
彼女は言った

夢はつかめるよ
うたがったことはないよ

はっきりつよく

その足からは
しなやかな根がはえて
その頭のうえには
青い星が輝いていた
つよく燃える光だった

 ....
汚い部分を見せてしまうのは
恥ずかしいのです。


でも

詩はそれを餌として
大きくなる

美しさだけが善ではないと
気づかせてくれたのは
汚れちまった経験を
美味しく料理し ....
【花時計】

ある一時 

植物のように生きることを夢想する。宮沢賢治は雨ニモ負ケズといったけれど、植物は雨に負け夏の暑さにも負け 
害虫にやられて レタスは高騰するのを見ながら。
 ....
和泉 誠さんのおすすめリスト(277)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の寝床- むらさき自由詩7*05-11-23
二人きりの夜におまえだけが光っている- いとう未詩・独白905-11-22
切なさ- 夏川ゆう短歌505-11-22
生身の女- たかよし自由詩105-11-20
decresc.- キナコ自由詩105-11-18
じいちゃん- 未詩・独白505-11-16
ぷっしゅ- Cl自由詩1*05-11-15
無力から・・・- エメラル ...自由詩3*05-11-13
星座生誕_- まどろむ ...自由詩6*05-11-6
悪意- 汰介未詩・独白105-11-4
うつわ- こむ未詩・独白4*05-11-2
パレットにぬる色- 天使自由詩2*05-10-31
大人になりました。- 逢坂桜散文(批評 ...4*05-10-27
わたしのこと好き?- チアーヌ自由詩1105-10-27
K.a.t.z- 完食自由詩1*05-10-25
呪い- 大覚アキ ...自由詩705-10-25
My_computer- 徒歩5分自由詩205-10-24
うならい- やまかつ自由詩305-10-24
野菜が食べたい欲求- 蒼木りん未詩・独白3+05-10-21
りんごの木- 加藤 コ ...自由詩305-10-20
思うことを書く- 虹村 凌散文(批評 ...5+*05-10-20
欲望- Honesty自由詩1*05-10-18
短い文章がすきなんです- 逢坂桜散文(批評 ...5*05-10-14
子供の時間- 千月 話 ...自由詩9*05-10-7
涙の理由(わけ)- Honesty未詩・独白2*05-10-2
ロールプレイング_on_the_sea- 一代 歩自由詩1*05-9-27
夕暮れ- 蒼木りん未詩・独白505-9-27
星を持つひと- 未詩・独白3*05-9-25
覚醒- 未詩・独白3*05-9-21
花時計- るるりら自由詩15*05-9-20

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