すべてのおすすめ
彼女は
朝の遠いこのまちの
ちいさな刷毛で色をさしてゆく、群青
そらをぬりこくって笑う
その背中に
にじんでゆく夕焼け空を想起しました
けれどもうぜんぶ しずんでしまったから
....
君は僕の全てに 泣きたくなると言った
そうなるともう止まらないのだ
降り出した雨が 肩に、胸に
どうか 僕を哀れんでくれ
こんなにボロボロになってしまっても
君を愛すしかない僕を
....
入院してる友達のために折ってるのと
その子はちょっと淋しそうに
鶴を折っていました
それを手伝おうと
わたしも折ったのですが
できあがった鶴の
羽を広げようとしたとき
その子 ....