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今は遠い貴女へ
身も心も離れた今でさえも
魂だけは
夜毎、貴女へと帰りたがって僕を離れて行くのです
僕を見捨てて貴女へと帰って行くのです
今夜もまた
僕は、魂の脱け殻となり
それでも貴女 ....
まだ遠い夏を
まだ梅雨さえ来ない5月の空に描いて
貴女は揃えて広げた掌に息をかけ
ふうっと、飛ばす
果てしない宇宙の
一番身近な部分を
少しだけ切り取って描いた世界は
たんぽぽと
ラベンダー
....
北街かなさんの遊佐さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
慟哭
-
遊佐
自由詩
6*
09-6-20
夏を描く指先
-
遊佐
自由詩
10*
09-5-23
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