すべてのおすすめ
目を閉じて君を感じる夜の音甘く静かに時の滴る



ひたひたと君が浸透した体溺れはしない自分自身に

夜の度形を変えて現れる月も今日の私を知らない

えいえいと刺すよな寒さ丸くな ....
夕焼けの色 頬に下さい



過熱する愛を雪で形造るその身焦がして融けてゆく君

絡み合う糸は指で解けなくて もがけばさらに絡まってゆく

巻き髪を指で遊びくちづける君のおもちゃにな ....
気持ちとは揺れて動いて変わるもの変わらぬものはただ君が好き {引用=


水底で送受信を繰り返すようなあなたのさびしさが好き



水道水注いだグラスを一度きり鳴らして僕らは夜へと、流れて



満月の灼熱のようなかなしみに入水してゆ ....
君の胸で飼われるうさぎになりたいと思う今日から欠けてゆく月


思い出を糸玉にして絡めとる 躓かぬよう掬われぬよう

耳たぶに可憐に小さく花咲かす君の愛するパールホワイト


我の ....
空色のアンブレラだけを携えて田んぼの中を無限に進む



図書館でお勤め始める母さんに「いち早く借りてきてよね 太宰の新刊」

赤い爪とそれが持つ黄ばんだ『人間失格』のコンビをずっとずっと ....
{引用=
いつまでも白でいたいと言ったから、代わりに黒でいようと思った。



熱にうかされて追いかけた影

幸せだったか思い出せない



金平糖を噛み砕く癖・紫煙を燻らせる仕 ....
噴水が零した星屑かき集め君の名の星座夜空に作る


伸び始めた前髪の隙間から見えるきみは幾重にも刻まれている


まっしろなしんしんというねのなかで記憶をこわさずとどめていたい


 ....
{引用=タイトルが半分くらい省略されてしまった。


日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話をしていると、それが積み重なって、「いつも控えめにだけどよく笑っている、感じのい ....
悲しいと誰にも言えずにトイレの中 ひとりトイレットペーパーを千切る


ゼロでいいむしろマイナスでもいいよ 大凶の可能性何パーセント?


後れ毛を引っ張り君をつかまえて触れるうなじの柔ら ....
捨てられるものより捨てられないものの方が多いと気付いて泣いた


流れ星 まばたく暇さえ与えない またたく間にぼくらをスルー


きみのこと嫌いになれると思ってたのに目が合うことが えへへ ....
肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪


珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨

呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動

なめらかな君の胸に耳寄せる ....
  ねぇ和尚 あなたホントに聖職者? ベッドの上では 独裁者だわ


  続きして? そんな気まぐれ 猫みたい
           アタシを裸に したのはアンタ


  足ひらく  ....
一段と冷たい風が吹き抜けて秋の終わりを枯葉が告げる


流れ星見えないほどの街明かり願うことさえ許されぬ夜


いつか観た夢の続きは何処へやら途切れたままの恋物語


雨宿り絶え間な ....
君だけに言いたいことはただひとつ こころをこめてあいちているよ
Honestyさんの短歌おすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時の滴る- さくらほ短歌10*08-3-13
夕焼けの色_頬にください- さくらほ短歌11*08-2-22
君への歌(2)- 愛穂短歌6*08-2-20
夜の進水式/車輪- しろいろ短歌11*08-2-16
うさぎ_月の- さくらほ短歌14*08-2-8
レイン- 春日短歌8*08-2-6
名前をつけて保存*.txt- 士狼(銀)短歌11*08-2-6
リセット- 春日短歌6*08-2-5
日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話 ...- ピッピ短歌2108-2-1
くびすじ- 春日短歌3*08-1-27
ハイソックス- 春日短歌9*08-1-25
夕焼けエクスプレス- さくらほ短歌7*08-1-16
【短歌祭参加作品】背徳の時間の女たち- 逢坂桜短歌6*06-3-5
いつか- 夏川ゆう短歌105-12-8
照れちゃうけれど- とびまる ...短歌1*05-12-5

Home