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羊たちが目覚めて草原をさまよう、朝の陽は山々にさして、青みがかったきみの虹彩に映るのは昨日落としたまま忘れてしまったきみの幼年時代だ、きみは蜂のように騒ぎながら羊たちと踊る、朝の食事の合図が聞こえてく .... 明るい朝の日差しのなかで。
痙攣する手が手渡そうとする綿毛のたんぽぽ。
飛び立ってゆく綿毛、綿毛、
白いこどもたち。


白いのは綿毛ではなく世界ではなく私の視界でありより正しく言うならば ....
簑田伶子さんの佐々宝砂さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羊の朝- 佐々宝砂自由詩1808-1-13
震顫- 佐々宝砂自由詩1406-4-15

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