すべてのおすすめ
犬が
車の中でしっこを漏らしたので
ため息ついたが
怒らなかった

しっこを漏らすだけの
理由めいたことがあるから
仕方がない

あずけた先では
泣きべそのように
眼が赤かった
 ....
毛むくじゃらは寂しがりやなので
いつも人の傍にくる

大きくなるにつれ
子どもになった

子どもの頃の毛むくじゃらは
自分の興味の向くまま
ただ本能で
強さだけは示そうとする

 ....
つまらない話をしよう

結婚ということ

子どもを産み育てるということ

もう少し大人になってから

決断すればよかったのかもしれない

いずれの時にも

後ろ髪引かれる気がし ....
二人寝は 嫌い。



セックスは、 

したい人と 

したいときに するもの。



だから、

私が言いたいのは、

したくない人とは 

したくない。

 ....
明かりの灯った廊下
一人歩きは寂しくて

今日も仕事をきちんとやりました

ああ
それだけで満足です

そんなの
嘘ですよ

後ろから来るのは
何でしょう

待てばいいのか ....
意味不明
短い両手をひろげた
お人形

ほほ笑む口と裏腹の
まるい目が
なんだか哀しい

子どもは
こういうお人形が
本当に好きなのか

たのしげな顔なのに
放っておかれたま ....
母親会議がはじまった

二人だけでもいけない
三人でもいけない

女が
四人以上集まっては
いけないと思う

二人がいい場合もある
一人のほうが良い場合もある

私は

家 ....
痛いところが
気になるので
いじってしまう

痛いところが
取れないかなと
いじってしまう

痛まなくなってくると
直ったかなと
いじってしまう

いじると
やっぱり痛い
 ....
月がらんらんなので
夜道は寂しくない
それでも人は
箱車で移動して
この寒さから逃れる
コンビニにはいつも
おでんの汁の匂いがして
煮物の匂いはしないから
飽きた
早く家に帰ろう
 ....
昨日新宿である人にいわれた
人に甘えない事がいけないと
軽くしかられてしまった

親友に電話した

『自然に助けてとかなんとか、甘えるってでるもんでしょ?』
それがわかんないんだ

 ....
ジョニ黒を飲み干してしまって
夢も希望もない

心臓に負担がかかるから
少し休みをください

誰の目にもはじめから
わたしの存在などなかったかのように

赤の他人のほうが
嘘もつけ ....
道路を挟んだ向かいの
コンビニの真夜中で
店員がガンジャ吸いながらそれをこなしている時間
ファミリーレストランの駐車場のボンネットでネコはねそべり
争いごとやもめ事をさけてブログたちはどんどん ....
幸せを想像してみる

休日に
靴下を脱いで
足の爪をきれいに切りそろえて
魚の目も取って
毛も剃って
お風呂で石鹸
スポンジで泡立てて
ていねいにていねいに
洗う
きれいになった ....
いつまでたっても静寂の日々が来ないので
自分で作ってみようと思った

周りを四角く囲って
何もかも近づけないようにする

けれど実際は
そこまでの勇気がなくて

私の顔は歪んで
し ....
叱られて
とてもとても哀しくて
哀しくて

身体中が震えて
しゃくりあげる
苦しくて
身体が鳴く
胸に哀しさがいっぱいで
苦しくて
泣く

我慢しないで
声を上げて泣け

 ....
とりあえず
適当に積み上げてみて
崩れる前に
整えて

上手くゆけばそれでよし
間に合わなかったら
ご免なさい

いつも
してやったり
とは
いかないのさ

してやられた
 ....
頭が悪いので
ワルツのリズムもとれません

あなたは
ワルツなんて
踊る気にもならないでしょう

だから
ワルツを踊る男と
踊るのよ


いち に さん  いち に さん  い ....
こっちは
山がないせいか
空がきれいだね
晴れた日の
夕日がすごくきれいだ
それと
秋の虫の声も
向うとは
やっぱり
ちがうね

二十年前に
ここに来たときは
駅の西口の左手 ....
何気ない会話で
笑う
マスクにかくれた
君の顔の
半分が
紅く染まると
なんだか
勝った気分になるぞ
わたしのよるはこうやってふけてゆく

なんだかちかいようでとおい○と☆が
(月と星)

ぼくときみのようです

なんだか悩ませて さみしいおもいさせて
ここまであるいてきたみたい

 ....
石がゴロゴロの川岸で
ひとりでバーベキュー

水はタンクでどのくらい
鉄板と網と
トングと
あれとこれ

そんな非現実的なこと
非実現的なこと

準備から後片付けまでを
目を閉 ....
私の髪は切られずに

毎日伸びつづけるのだった

毎日抜けるのだった

甘いりんごパイとともに

夜更けのコーヒーとともに

同居人の寝息

確認して

そっとほっとする
 ....
新宿駅の構内に一人立って、行き交う人を蔑むみたいな目でみるのが好きだ。


怒鳴って歩くサラリーマンを横目に見て、抱き合って手を繋ぎ合うカップルの前を通り過ぎる。
切符売り場の前並んだ行列の先 ....
今年は
洗濯物をひとつひとつ畳んで
引き出しにしまうような毎日を
過ごしておりますわたくしでございます

洗濯物を畳んでしまう習慣というのは
たぶん
この国独特のものかと思うのですが
 ....
 
 幼き頃
 大事なおもちゃは全部弟に取り上げられた
 母に話してもお兄ちゃんだからがまんしなさいと言われた
 よく妹をいじめて遊んだ
 そのころの楽しい思い出が僕には全然ない
 家庭の ....
『恋って、どんなだったっけ?』と 


思えるほど身も心も酷使する日々に ありがとう


なにが出るかわからない恋に浮かれる日々は過ぎて


手作りの愛には端から負担を感じつつ

 ....
鼻を咬みすぎて
赤くなった鼻の下を見せても
好きなら
可愛いと笑ってくれるのかな
そうでなかったら
何とも思わないし
むしろ
嫌いなら
何をしても嫌悪だろうな

女は嫌いだ
女は ....
占いメールによると
明日はラッキーデーなのだそうだ

あなたに
私の何がわかるのか

占いどおりになったなら
怖くて
占いが見られないじゃないか

じゃあ
なぜ私は占いを見るのか ....
夕方6時の屋上駐車場
暗い角場に車を止めて
寝ているのは私です
ほんの1時間程

だって
ちょっと
人生に疲れてるんですもの

ドアロックはちゃんとして

むかしなら
考えられ ....
『頑張れ』は
嫌われる言葉となって久しい

わたしは情けない人間である故
毎朝『頑張れ、頑張れ、頑張れ、、』とつぶやく

情けなくても
まだ生きなければならない

また
おいしいも ....
すぬかんながぐつ。 さんの未詩・独白おすすめリスト(106)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
犬がろ- 蒼木りん未詩・独白406-1-27
養女- 蒼木りん未詩・独白306-1-10
幼い私に- 蒼木りん未詩・独白406-1-8
妄想仮面- 蒼木りん未詩・独白506-1-7
負けるもんか- 蒼木りん未詩・独白505-12-25
泣いている訳- 蒼木りん未詩・独白305-12-21
会議- 蒼木りん未詩・独白305-12-19
安心- 蒼木りん未詩・独白205-12-19
月がらんらん- 蒼木りん未詩・独白305-12-14
くらく、とおいぎもん- あまくち ...未詩・独白2*05-12-13
夢も希望もない- 蒼木りん未詩・独白205-12-12
全然理解できない瞬間とその意味- モリマサ ...未詩・独白15*05-12-12
してみる- 蒼木りん未詩・独白105-12-11
のだった- 蒼木りん未詩・独白205-12-11
摩る- 蒼木りん未詩・独白305-12-7
してやったり_してやられたり_そればっかり- 蒼木りん未詩・独白105-12-7
にっさん- 蒼木りん未詩・独白405-12-5
散る話し- 蒼木りん未詩・独白105-12-3
紅くなる- 蒼木りん未詩・独白5+05-12-3
☆とわたしのないしょばなし- あまくち ...未詩・独白2*05-12-1
バーベキュー- 蒼木りん未詩・独白205-11-29
夜更け- 蒼木りん未詩・独白305-11-24
JR新宿駅- あまくち ...未詩・独白3*05-11-23
クローゼットで眠る夢- 蒼木りん未詩・独白305-11-22
半生記- 炭本 樹 ...未詩・独白5*05-11-15
知らん顔- 蒼木りん未詩・独白505-11-12
洗濯機を洗濯- 蒼木りん未詩・独白105-11-10
身の程- 蒼木りん未詩・独白105-11-9
ドアロックはちゃんとして- 蒼木りん未詩・独白305-11-9
頑張れ- 蒼木りん未詩・独白605-11-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4