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君の眼は使いの音色 首筋に放たれたままの蛇が目覚める
洞窟をつなぐ吊り橋キラキラと泣いてふたつの{ルビ水底=みなそこ}に消え
銀色の軌跡を描く{ルビ蝸牛=かたつむり} その ....
穴の夜に可憐な花を引きちぎる 心の底から憎まれたくて
『やさしさ』という字はとても丸いのでやわらかなものと誤解していた
ワンピースに西のワインがふりかかる とれない染みに焦がれど、 ....
{引用=(鍵盤が駆け上がる夜、/ガラス片、/鉄塔/に続く紅の、足跡、//)}
裏側はどうなってるかわかりません そんな理由じゃ嫌わぬ 月よ
差しだすとき、グラスの中身は原液です。 ....
小石がはねた
みっつめのところで
沈んでいった
それはそれは
穏やかに
すこし左右にゆれながら
底を目指して
落ちてゆく
水面に
たくさんの輪を残して
さような ....
あまりに懇願されるので
試しに小指を与えてみた
男は急いで口に運び
コクリと飲み込むと
生あたたかい求愛がわたしに届く
唾液に光った男の喉をうっとりと通りぬける
わたしの小指
満たさ ....
士狼(銀)さんの石畑由紀子さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
我は慟哭
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石畑由紀 ...
短歌
7
08-7-18
穴の夜に
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石畑由紀 ...
短歌
35
08-2-10
鉄塔にて
-
石畑由紀 ...
短歌
14*
07-12-25
無題
-
石畑由紀 ...
自由詩
14*
07-10-10
美しき日々
-
石畑由紀 ...
自由詩
32
04-8-12
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