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呑んだくれた父が
血まみれになって帰宅したことがある
前歯が三本折れていて
目の周りは真っ黒だった
何がおきたか怖くて聞けなかったが
父は喧嘩をするような人間ではなかった

呑んだくれた ....
シュレーディンガーの仔猫たちは
母を捜して彷徨っていた、
小雪ふる池のほとり、
量子の石榴をもとめる彼女は、
仔猫たちをみつけるたび貪った、

死ね、
さもなくば生きろ。
白百合の季節ではないから
梅の枝を切ってきた
山の梅だから
きっと白い花が咲くだろう

ほんとのことをいえば
白い花はあんまり好きじゃない
私が好きな花は深紅の彼岸花で
それも墓地やな ....
plain damageをなんて訳そうかと思い悩みながら師走の
群衆のなか歩いていた
とおもっていたとき

からっかぜが吹きすぎたプルトニウムのからっかぜが
あそこから60キロ半径にあるすべ ....
考えてみたら・・・オレオレ率と吟醸度は相反するものなのかもしれず、オレオレ率と吟醸度をともに低くするなんてすごく難しいんではないか。実作者はオレオレ率がひじょーに高くてもかまわないと思うし、逆に純読者 .... 掌に乗る
生命の記憶の
なんと軽いこと
夏休みの宿題は終わったのと
かあさんは訊ねる
私はもう学校卒業したんだよと
何度説明しても

かあさんは言う
おまえはやく宿題をやんなさい
ツクツクホウシが鳴く前に
とっとと宿題を終わ ....
銀猫さんの佐々宝砂さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海に出るつもりじゃなかった- 佐々宝砂自由詩17*06-1-13
量子と猫と鬼子母神- 佐々宝砂自由詩10*06-1-13
白梅- 佐々宝砂自由詩11*06-1-10
ゴン太くんとふたあり- 佐々宝砂自由詩12*05-12-13
オレオレ率と吟醸度- 佐々宝砂散文(批評 ...20*05-7-28
崖の下で- 佐々宝砂携帯写真+ ...11*05-2-18
ツクツクホウシ(百蟲譜31)- 佐々宝砂自由詩1304-8-4

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